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2026年2月12日木曜日

2025年度「総合教育研究発表会」レポート

   1月28日(水曜日)、2025年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として、「総合教育研究」の発表会を開催しています。またこの発表会は、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による研究成果の発表会も兼ねています。

 今年度に発表したのは、7名の学生さんでした。そのうち2名は、3年次後期の「総合教育研究ノート」でプレ卒論に取り組んだ3年生の方でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて25分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

(1)「重⼼動揺計を⽤いた⽚脚⽴位姿勢制御への介⼊効果の検証」

(2)「映画における恐怖体験の成⽴条件 ―― 演出技術の⽐較分析を通した『シライサン』研究 」

(3)「サンローランにおけるロゴの視認性と素材、カテゴリが価格に与える影響の統計的分析」

(4)「財務情報をもとにしたシステムインテグレータ(SIer)の企業分類 ―― 主成分分析と K-means 法でのクラスタリングを⽤いて」

(5)「資産の推移と相関分析 ―― 22 歳から 30 歳の 8 年間で 1000 万円を貯蓄する⼿段を例として」

(6)「炭⽔化物マウスリンスがテコンドーの組⼿における敏捷性に及ぼす影響」

(7)「動的ストレッチがプル動作のパフォーマンスに与える影響」

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、今年度は、スポーツ科学、芸術学、データサイエンス、と様々な分野の研究の発表がなされました。なお、各発表に対しては、聴講した教員による「ルーブリック」を用いた評価も行われ、その結果は学生指導に活かすことになっています。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

<関連記事・リンク>

2025年12月17日水曜日

2025年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月13日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、15ゼミが参加し、報告数は27件にのぼり、3会場に分かれての報告会となりました。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した多彩なものとなりました。3教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。今年度は、例年より1年生の参加者が多く、さらに、ゼミのOBの方や高校生の方の参加もありました。また、報告会終了後は、懇親会が行われ、そこでも参加者同士の間で、活発な議論・交流が行われました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


2025年2月14日金曜日

2024年度「総合教育研究発表会」レポート

  2月6日(木曜日)、2024年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として、「総合教育研究」の発表会を開催しています。またこの発表会は、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による研究成果の発表会も兼ねています。

 今年度に発表したのは、阿部先生上野先生鈴木先生のご指導を受けた、3名の学生さんでした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

(1)「RPG×アクションゲーム「REVENG」の制作について」(阿部ゼミ)

(2)「陸上長距離選手のトラック走においての代謝反応 〜トレッドミル走との比較〜」(鈴木ゼミ)

(3)「女君たちの死と光源氏―『源氏物語』に描かれる死を視座として―」(上野ゼミ)

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、今年度は、プログラミング、スポーツ科学、日本文学、と様々な分野の研究の発表がなされました。なお、各発表に対しては、聴講した教員による「ルーブリック」を用いた評価も行われ、その結果は学生指導に活かすことになっています。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

<関連記事・リンク>

2024年12月16日月曜日

2024年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月7日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、14ゼミが参加し、報告数は26件にのぼりました。今年度より新たに参加したゼミもあり、発表件数も昨年度よりが増えたため、今年度は3会場に分かれての報告会となりました(昨年度までは2会場)。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した多彩なものとなりました。3教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。終了式では、参加した教員の先生方からコメントをしてもらいました。報告会終了後は、進一層館交流ロビーで懇親会が行われました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。



2023年12月11日月曜日

2023年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月9日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、8ゼミが参加し、報告数は17件にのぼりました。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。2教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。終了式では、発表の振り返り、参加者の学生さんたちから参加した感想をコメントをしてもらいました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


*参考記事

2022年12月11日日曜日

2022年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

 12月10日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、10ゼミが参加し、報告数は19件にのぼりました。

報告会タイムテーブル


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。報告会当日、事故でJR中央線が一時的に運休したためにスケジュールを30分遅らせた、といったハプニングがありましたが、それ以外はおおむね順調に発表が行われました。昨年度の報告会は、教室での対面発表とZoomを使用したオンライン発表を併用して実施しました。しかし、今年度は、教室での対面発表とし、最後には参加者が一堂に会する終了式も行い、発表の振り返りを行いました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

2022年6月29日水曜日

「教養入門」ゲスト講演 藤原辰史先生 「分解の哲学-『食べること』の文理芸融合的考察」

 自然の構造、教養入門ほか担当の榎です。6月22日(水)の1・2限の「教養入門」に、藤原辰史先生をお招きして、「分解の哲学-『食べること』の文理芸融合的考察」というタイトルで講演を行っていただきました。

 藤原辰史先生は、京都大学人文科学研究所の准教授で、歴史学、特に、農業史と環境史がご専門です。歴史学の専門家ですが、農業の技術や食べ物、環境問題などの理系的なこともかかわる分野の歴史の研究もされています。

 藤原先生の講演は、「分解」を通して「食べること」について考えるものでした。現代は、大量生産・大量消費社会ですが、この社会には大量の廃棄物が出るという問題があります。廃棄物が有機的なものであれば、ミミズや微生物といった生態系の「分解者」が食べて分解して自然に帰します。それを植物が取り込むことで、再び消費できる物が生産されるようになります。人間の「食べる」という行為も、摂取した有機物を「分解」して、排泄して自然に帰す、という意味では人間も「分解者」になります。この視点から、人間社会の在り方を見直し考察する講演でした。例えば、分解できないプラスチック製品の廃棄物の問題、生産者と消費者のみで分解者の視点がない現代の経済学の問題、ごみ処理をする人間社会の分解者の差別の問題、分解の副産物としての芸術、などなど様々なことを通して社会を見直して考えるものでした。しかも、特定の学問分野の枠に固定されない、文系的・理系的・芸術的なさまざまな視点で考えていく、大変興味深くて面白い講演でした。

 今回は、京都にいる藤原先生が講演したものをZoomでつないで、東経大の教室で視聴する、という形式で行いました。Zoomを通した講演でしたが、講演終了後の質疑応答の時に、学生さんからさまざまな意見・質問がなされ、それらにたいする藤原先生の回答も大変有意義なものでした。授業終了時に学生さんに書いてもらった感想には、それぞれの思いや考えが書き連ねられていて、講演が大きな刺激となったことが分かりました。

 教養入門は、3名の教員が交代で授業するリレー講義ですが、1回分の授業は、今回のように、東経大の外部からゲストの先生をお呼びして講演していただくという形式になっています。

・関連リンク


2022年2月3日木曜日

2021年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月2日(水曜日)、2021年度の「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。

 今年度は、コロナ禍のため、昨年度に引き続き、Zoomを使用したオンライン開催となりました。発表したのは、相澤先生麻生先生小田先生・横畑先生、それぞれご指導の計4名でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

発表(1):高校生、大学生への読書推進活動考察〔相澤ゼミ〕
発表(2):〈尊厳死〉の法制化へと向かうことの危険性――「自己決定」と「尊厳」に関する批判的検討にそくして〔麻生ゼミ〕
発表(3):日本の教育現場における吃音者を対象とした合理的配慮に対する理解を促進するには〔小田ゼミ〕
発表(4):NIEの未来―新聞教育で生徒のメディアリテラシーは高まるか-〔横畑ゼミ〕

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、様々な分野の研究の発表がなされました。しかし、どの発表にも「日本の将来」という論点が共通して含まれていたと思います。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


2021年12月14日火曜日

2021年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月11日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、8ゼミが参加し、報告数は18件にのぼりました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。昨年度は全面的にオンラインでの発表でしたが、今年度は報告会は教室での対面発表とZoomを使用してオンライン発表を併用して実施されました。

関センター長による開会のあいさつ

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。今回は対面開催とオンライン開催を併用しましたが、この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

*参考記事


2021年2月3日水曜日

2020年度「総合教育研究発表会」レポート

  2月2日(火曜日)に、「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。

 今年度の発表会は、コロナ禍のため、Zoomを使用したオンライン開催となりました。発表したのは、麻生先生阿部先生早尾先生小田先生対馬先生、それぞれご指導の計5名でした。発表のタイトルは以下の通りです。

  1. 「責任とは何か――人に責任を追及する時の根拠について」〔担当教員:麻生〕
  2. 「フラグ変数や if 文による条件判定を用いたゲームプログラミング」〔担当教員:阿部〕
  3. 「コロナ禍における集団的非難について」〔担当教員:早尾〕
  4. 「Economic Reasons of Why It Is Important for Japanese College Students to Learn a Second Foreign Language」〔担当教員:小田〕
  5. 「An exploratory study on how to promote Japanese films」〔担当教員:対馬〕

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、様々な分野の研究の発表がなされました。個人の発表時間は、質疑応答を含めて30分でしたが、発表時間を超えて質疑応答が盛り上がることもありました。また、今年度は、英語での発表・質疑応答も行われることもあり、オンライン開催ではありましたが、充実した研究発表会となりました。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


2020年12月17日木曜日

2020年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

 12月12日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。6ゼミが参加した今年度は、コロナ禍のため、Zoomを使用してオンラインで実施されました。

 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。今回、オンラインでの報告会の開催は初めてで、一部技術的なトラブルもありましたが、質疑応答も活発に行われるなど、概ね、順調に進行しました。



 このような報告会で発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。今回は初めてのオンライン開催でしたが、この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


*参考記事


2020年2月20日木曜日

2019年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月3日(月曜日)に、「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当する科目で、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。

 今年度は、発表会の日に都合の合わない学生もいたため、発表者の学生は、阿部先生(数学)、高井良先生(教育学)ご担当の2名と少数でした。しかし、どちらの発表もしっかりとしたものであり、予定時間を超えてかなり多様な質疑が活発に行われました。発表終了後、発表学生をねぎらい表彰が行われました。その後も、コーヒーとお菓子を楽しみながら、議論を続けるなどして個別にさまざまな振り返りがなされました。


発表の様子

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

・関連記事へのリンク 
 2018年度「総合教育研究発表会」レポート
 2017年度「総合教育研究発表会」レポート
 2016年度「総合教育研究発表会」レポート
 2015年度「総合教育研究発表会」レポート
 2014年度「総合教育研究発表会」レポート

2019年12月25日水曜日

TKUサイエンスカフェ「砂の”声”を聞く」

 自然の構造ほか担当の榎基宏です。12月20日(金)に、学習センターにて開かれたTKUサイエンスカフェの報告です。今回の講師は、立正大学地球環境科学部地理学科宇津川喬子さんで、「砂の”声”を聞く」というタイトルでお話しされ、20名近くの方が参加しました。



 講師の宇津川さんは、今年度より、本学で自然地理学の講師を勤めておられます。今回のサイエンスカフェのテーマは、宇津川さんの専門である「砂」でした。「砂」がどのように生まれ、どのように運ばれたのか、を研究することで、どういうことが分かるのかについての科学的な解説をした上で、現代の日本が抱えている「砂」が係わる社会的問題についてお話しくださいました。

 サイエンスカフェは、お菓子を食べ、お茶を飲みながら、最先端の科学研究を気楽に学ぶ場です。本学では、2011年度から、「TKUサイエンスカフェ」と銘打ったサイエンスカフェを開催しています。

参考)これまでのTKUサイエンスカフェのレポート(2017年度以降)
 2017年度第1回「映像世界と身体感覚

 2017年度第2回「時間とは何だろう
 2018年度    「静電気と放電

2019年12月18日水曜日

2019年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

 12月14日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は12ゼミが参加し、発表件数は25件にのぼりました。発表件数が昨年より増えたため、今年度は3会場に分かれての報告会となりました(昨年度までは2会場)。

  総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩な報告会となりました。報告会終了後は、進一層館交流ロビーで懇親会が行われました。立食のもとで、発表時の質疑応答の続きが行われたりなど、大変盛り上がりました。


  このような報告会で発表すること、そして他のゼミの発表を見ることは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。今回の経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


*関連記事
2019年度「総合教育演習ゼミ報告会」のご案内  
2018年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート 
2017年度 総合教育演習「ゼミ報告会」を行いました 
2016年度 総合教育演習「ゼミ報告会」を行いました
2015年度 全学共通教育センター ゼミ報告会が行われました
2014年度 全学共通教育センター ゼミ報告会レポート 
2013年度「総合教育演習」ゼミ研究報告会のご案内  

2019年10月30日水曜日

三鷹・星と宇宙の日2019

 「自然の構造」他担当の榎基宏です。10月26日(土)に私が担当する総合教育演習の「天文ゼミ」で、国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星の宇宙の日2019」の見学に行きました。

 国立天文台三鷹キャンパスは、通常、「常時公開」されており、一部施設の見学ができます。さらに、月に2回、望遠鏡で天体を見る「定例観望会」が開かれています。これらとは別に、年に一回、特別公開日である「三鷹・星と宇宙の日」があります。この日には、常時公開では見学できない施設も公開され、研究部署ごとの研究の解説展示や、講演会、天体観望会などが行われます。
 
 天文ゼミでは、例年、特別公開日に見学に行っています。2年生の時から3年連続で参加した4年生のゼミ生さんもいます。今年も、太陽塔望遠鏡重力波アンテナTAMA300などの様々な施設を見学し、銀河探しゲームや中華鍋を使っての宇宙から来る衛星放送電波の受信などに挑戦したり、サイエンスカフェに参加したりしました。

左:電波望遠の前で  右:太陽塔望遠鏡の内部
銀河探しゲーム挑戦中



 今回参加された学生さんの感想の一部を以下に掲載します。
  • 古い歴史的な天文学の技術から、最先端の宇宙研究の話題まで幅広く学べていい機会だった。
  • 中華鍋での衛星放送の受信は、思ったより早く電波が拾えて、BS放送がきれいに映った。
  • 例年参加している銀河探しゲームは、前年度に比べて探すスピードが上がって面白かった。
  • 青空サイエンスカフェに参加した。幼稚園生くらいの小さな子供も積極的に話に加わっていて、演者と聴衆が対話できるサイエンスカフェの醍醐味を実感できた。
実際に、見て聞いて参加して、いろいろなことを学ぶことができたようです。

三鷹・星と宇宙の日2018見学報告

入笠山でゼミ合宿(2019年天文ゼミ合宿報告)

2019年9月9日月曜日

入笠山でゼミ合宿

「自然の構造」や総合教育演習の「天文ゼミ」等を担当している榎基宏です。天文ゼミでは、9月2日~4日と2泊3日で夏合宿を行いました。今回は、長野県富士見町の入笠山の「マナスル山荘天文館」にお世話になって、天体観察を行いました。

マナスル山荘天文館
入笠山で撮影した天の川

 初日、夕方は雲が多かったのですが、そのうち日が暮れてくると次第に雲の切れ間が大きくなり、多くの星々が見えてきました。宿の方には、星座解説をして頂いただけでなく、望遠鏡で木星や土星なども見せてもらいました。21時ごろからすっきりと晴れ、天の川も見えるようになりました。流れ星も見えます。双眼鏡でのアンドロメダ銀河やプレアデス星団(すばる)の観察もできました。オリオン座も観察したかったのですが、深夜の1時半ごろから完全に曇ってしまったため、それは叶いませんでした。

入笠山山頂
 二日目の昼間は、天文学のテキストの輪読と、入笠山の登山を行いました。入笠山の山頂の標高は1955mですが、宿は標高1800mぐらいのところにあるので、登山といっても片道30分弱のお気軽なハイキングでした。日が暮れると天体観察を始めます。しかし、この日は雲が多く、一時的に晴れて人工衛星も見えることがありましたが、前日ほど星を見ることはできませんでした。そのうち、雨まで降ってきてしまいました。しかし、以前の合宿中まったく星空を見ることができない時もあったので、今回は初日にいろいろ観察できたのは幸運でした。

 天体観察のように、自然を相手にしていると、人間の考えた通りに物事は進みません(人間相手でも、なかなか進みませんが)。そういったことを実感することも、天文ゼミの学習の一環だと考えています。

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石垣島でゼミ合宿
八ヶ岳山麓でゼミ合宿

2019年2月4日月曜日

2018年度「総合教育研究発表会」レポート

 1月31日(木曜日)に、「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。


 今年度は、発表会の日に都合の合わない学生もいたため発表者は2名と少数で、どちらも制作(写真集・歌集)の発表でした。しかし、発表・質疑応答の予定時間である30分間を超えて、かなり多様な質疑が活発に行われました。発表終了後、発表学生をねぎらい表彰が行われ、コーヒーとお菓子を楽しみながら、議論を続けるなどして個別にさまざまな振り返りがなされました。
表彰の様子
 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎が記しました。

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2017年度「総合教育研究発表会」レポート
2016年度「総合教育研究発表会」レポート
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2014年度「総合教育研究発表会」レポート

2018年12月12日水曜日

2018年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

 12月8日(土)に全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は13ゼミが参加し、発表総数は21件にのぼり、2会場分かれての発表となりました。
 
 総合教育演習のゼミのテーマは非常に幅広く、そのため、発表は各ゼミの個性を反映した、多彩な報告会となりました。ゼミの活動報告をする発表もあれば、グループでの研究発表、卒業研究につながる個人研究発表などいろいろな内容・スタイルがありました。インタービューの動画を流したり、聴衆にクイズを出したりなど、各ゼミごとの工夫がみられ、活発な質疑応答がなされた発表もありました。また、聴衆には、本学の現役学生だけでなく、ゼミのOBの方や、学外でも活動しているゼミの関係者である外部の方もいらっしゃいました。報告会終了後は、簡単な懇親会が行われました。立食のもとで、発表時の質疑応答の続きが行われたりなど、話に花が咲きました。

個人研究の発表の様子
 このような報告会で発表すること、そして他のゼミの発表を見ることは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。今回の経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎が記しました。
 
2018年度「総合教育演習ゼミ報告会」のご案内
2017年度 総合教育演習「ゼミ報告会」を行いました 
2016年度 総合教育演習「ゼミ報告会」を行いました
2015年度 全学共通教育センター ゼミ報告会が行われました
2014年度 全学共通教育センター ゼミ報告会レポート

2018年11月21日水曜日

【学問のミカタ】データの有効活用 ~天文データアーカイブを使った研究・教育~

 自然の構造ほか担当で、天文学・宇宙物理学が専門の榎です。今回の【学問のミカタ】では、天文データアーカイブを使った研究・教育について紹介します。

 天文データアーカイブとは、ある観測時刻における天域の唯一の記録である天文観測データを保管し公開するものです。なぜ、保管し、公開するのでしょうか?その理由は、観測データは非常に多くの情報を持っているので、観測者の目的とは別の視点に立った新たな研究に有効活用できるからです。研究者が天体観測を行いたい時、まず、各国の研究機関が持つ天文台に、観測の目的・方法を説明した提案書を提出します。提案された観測の科学的意義や実現可能性などが審査され、それが認められれば、その天文台の望遠鏡を使って観測できます。観測者が取得したデータは、当初は観測者が占有して研究に使えますが、一定期間(1~2年)が過ぎると、公開されます。公開される理由の一つは、他の研究者による研究成果の検証を可能にするためです。もう一つは、上述した、観測者の目的とは別の目的の新たな研究に有効活用するためです。例えば、観測で得られた画像には、目的天体とは別の天体も映っていることがあるので、その画像は別の天体の研究にも利用できます。また、ある条件で選択した観測データをサンプルとして多く集めることで、統計的な研究に使うこともできます。特に、大型望遠鏡は、数も少なく、使える時間にも限りがあるので、他人が観測したデータも活用した方が効率的に研究をすすめることができます。

SMOKAのデータ検索画面
 天文データアーカイブに保管された観測データを有効活用するためには、目的のデータを効率よく検索し、取得できるシステムを構築すること、および、そのデータを解析するのに必要な情報を提供することが必要です。世界各国の天文台が、このようなシステムを開発し運用しています。日本では、国立天文台の天文データセンターが、世界第一線級の大型望遠鏡である「すばる望遠鏡」をはじめとするいくつかの望遠鏡の観測データを公開する「SMOKA」を開発・運用しています。JAXAの宇宙科学研究所では、人工衛星などにより得られた観測データを公開する「DARTS」を開発・運用しています。

 さて、通常、天文データアーカイブで提供されているのは、天体の観測「データ」であって、天体のきれいな「絵」ではありません。データの形式もFITSという天文データ専用の特殊なもので、一般の画像で使われるJPEGなどの形式とは異なります。しかし、SMOKAには「全天モニタ画像公開システム」というシステムがあり、JPEGの全天画像を提供しています。これは、SMOKAに保管されている画像のうち、デジタル一眼レフカメラを用いた岡山天体物理観測所東広島天文台東京工業大学MITSuME望遠鏡(明野)の全天モニタ画像を対象とした、画像検索および請求システムです。各観測所に設置されている全天モニタは、本来は、観測中に天候状況などをチェックするために、全天を1~2分間隔で撮影した画像をリアルタイムで提供するものです。この全天モニタの画像は、望遠鏡で取得されたものではありませんが、一般に使いやすい画像形式であるので、研究者以外の人も様々な目的に有効活用できます。全天を撮影しているため、天の川全体も一枚の画像で見ることもできます。撮影した時刻の順番で並べると、天体の見かけの動きが分かり、動画にすることもできます。実際に学校の授業などで天体を数か月~数年単位で長期間観測し続けることはなかなかできませんが、このシステムを使えば、そのような長期間の天体の動きも見ることができます。

 今年度の私のゼミ(総合教育演習の「天文ゼミ」)の学生さんたちは、後期に、このSMOKAの全天モニタ画像公開システムから取得した画像を活用して、様々な天体の動きを調べています。システムに保管されている膨大な画像の中から目的の天体が写っている画像を見つけるためには、どのような条件で検索をすればよいかを考え、工夫する必要があります。これは、なかなか大変ですが、勉強になります。この成果は、12月8日(土)午後に開催されるゼミ報告会で発表される予定です。

11月の【学問のミカタ】
・経済学部「『科学的に証明された』健康に良い食品
・経営学部「あなたは予防にお金をかけますか?
・コミュニケーション学部「カニバリズムについて
・現代法学部「ギリシャ・ローマ古典文学における戦争と平和
・キャリアデザインプログラム「」

2018年10月30日火曜日

三鷹・星と宇宙の日2018

国立天文台正門にて
自然の構造」他担当の榎です。10月27日(土)に私のゼミ(総合教育演習の「天文ゼミ」)で、国立天文台三鷹キャンパスの特別公開「三鷹・星の宇宙の日2018」の見学に行きました。

 国立天文台三鷹キャンパスは「常時公開」されており、一部施設の見学ができます。さらに、月に2回、望遠鏡で天体を見る「定例観望会」が開かれています。これらとは別に、年に一回、特別公開日である「三鷹・星と宇宙の日」があります。この時には、通常は見学できない施設も公開され、研究部署ごとの研究の解説展示や、講演会、天体観望会などが行われます。
TAMA300にて 

 まず初めに私たちが見学したのは、「干渉型重力波アンテナTAMA300」です。これは、時空のゆがみが波として伝わる現象である重力波を検出するレーザー干渉計の開発のための施設です。レーザービームを通す300mの地下トンネルは壮観です。現在、ここで開発された技術をもとに、岐阜県の神岡鉱山跡で「重力波望遠鏡KAGRA」が建設されています。

先端技術センターにて
 天文観測のための様々な装置を開発・製作している「先端技術センター」では、工作機械等を見学しました。ここでは、開発にかかわる技術者・研究者の方と直接話をして、さまざまな工夫や苦労を聞くことができました。 

 放送衛星から送られてくる電波を中華鍋でキャッチしてBS番組を見る体験もしました。また、「天文データセンター」が行っている「銀河探しゲーム」にも挑戦しました。このゲームは、星空の画像をパネルに並べ、その中から指定された銀河を見つけ出すというゲームです。ここで使われている星空の画像は、ハワイにある「すばる望遠鏡」の新しい観測装置である「Hyper Suprime-Cam」で取得された非常に高品質のもので、天文データセンターでデータが公開されています。この他にも、いろいろな施設を見学したり、最先端の研究の解説を聞いて回ったりしました。
電波キャッチに挑戦中


銀河探しゲームに挑戦中

 日が沈んだ後は、広場で天体観望を行いました。この広場では、いくつかの望遠鏡メーカー等が展示しているさまざまな望遠鏡を使わせてくれるため、望遠鏡の比較もできました。今回は、星空の撮影に挑戦したゼミ生さんもいました。

 
天文ゼミでは、例年、国立天文台の特別公開日に見学に行っています。その目的の一つは、最先端の研究の現場に行って、その空気を触れることです。なぜなら、実際に、現場で物を見て、人の話を聞くことは重要な経験になるからです。

三鷹・宇宙と星の日2016見学報告