2022年2月3日木曜日

2021年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月2日(水曜日)、2021年度の「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。

 今年度は、コロナ禍のため、昨年度に引き続き、Zoomを使用したオンライン開催となりました。発表したのは、相澤先生麻生先生小田先生・横畑先生、それぞれご指導の計4名でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

発表(1):高校生、大学生への読書推進活動考察〔相澤ゼミ〕
発表(2):〈尊厳死〉の法制化へと向かうことの危険性――「自己決定」と「尊厳」に関する批判的検討にそくして〔麻生ゼミ〕
発表(3):日本の教育現場における吃音者を対象とした合理的配慮に対する理解を促進するには〔小田ゼミ〕
発表(4):NIEの未来―新聞教育で生徒のメディアリテラシーは高まるか-〔横畑ゼミ〕

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、様々な分野の研究の発表がなされました。しかし、どの発表にも「日本の将来」という論点が共通して含まれていたと思います。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。