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2026年3月20日金曜日

英語アドバンストプログラム×小田ゼミの社会貢献活動   ~パキスタンの生徒に贈る絵本の翻訳~

  英語アドバンストプログラムを担当する小田登志子です。2026年3月の春休みに英語アドバンストプログラムと小田ゼミの学生有志が日本の絵本を英語に翻訳し、パキスタンの生徒に贈る活動を行いましたので紹介します。この活動を行うのは昨年度に続き2回目となります。今回贈った絵本は『わらしべちょうじゃ』『あいことばはあらしのよるに』など8冊です。参加してくれたのは、2年生の浜田健司さん、竹岡己太朗さん、中村和奏さん、大島久瑠実さん、3年生の関根成淳さん、4年生の大野孝介さん、中村洸希さん、そして特別参加の1年生、佐藤優さんです。

   左:翻訳作業をする東経大生   
 右:東経大生にメッセージを書くOLSSの生徒

 これらの絵本は、小田が言語調査のために出入りするパキスタン北部ミナワー村にある女子生徒のためのセカンダリースクールOLSS(Outliers Secondary School Minawar、日本の中学3年~高校1年に相当)に届けました。絵本には翻訳した学生の写真とメッセージが添えられています。生徒たちは東経大生の写真を食い入るように見ていました。OLSSの校長であるSajia先生から、翻訳を行った学生一人一人に対して感謝状をいただきました。

  左:OLSSの先生方と   
右:下校するOLSSの生徒

 英語アドバンストプログラムでは、これからも英語学習を通じて世界のさまざまな人々と交流する機会を提供していきたいと考えています。


<関連サイト>

英語アドバンストプログラム

英語アドバンストプログラム×小田ゼミの社会貢献活動 ~日本のおはなしをパキスタンの生徒へ~


2026年2月12日木曜日

2025年度「総合教育研究発表会」レポート

   1月28日(水曜日)、2025年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として、「総合教育研究」の発表会を開催しています。またこの発表会は、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による研究成果の発表会も兼ねています。

 今年度に発表したのは、7名の学生さんでした。そのうち2名は、3年次後期の「総合教育研究ノート」でプレ卒論に取り組んだ3年生の方でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて25分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

(1)「重⼼動揺計を⽤いた⽚脚⽴位姿勢制御への介⼊効果の検証」

(2)「映画における恐怖体験の成⽴条件 ―― 演出技術の⽐較分析を通した『シライサン』研究 」

(3)「サンローランにおけるロゴの視認性と素材、カテゴリが価格に与える影響の統計的分析」

(4)「財務情報をもとにしたシステムインテグレータ(SIer)の企業分類 ―― 主成分分析と K-means 法でのクラスタリングを⽤いて」

(5)「資産の推移と相関分析 ―― 22 歳から 30 歳の 8 年間で 1000 万円を貯蓄する⼿段を例として」

(6)「炭⽔化物マウスリンスがテコンドーの組⼿における敏捷性に及ぼす影響」

(7)「動的ストレッチがプル動作のパフォーマンスに与える影響」

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、今年度は、スポーツ科学、芸術学、データサイエンス、と様々な分野の研究の発表がなされました。なお、各発表に対しては、聴講した教員による「ルーブリック」を用いた評価も行われ、その結果は学生指導に活かすことになっています。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

<関連記事・リンク>

2025年12月17日水曜日

2025年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月13日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、15ゼミが参加し、報告数は27件にのぼり、3会場に分かれての報告会となりました。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した多彩なものとなりました。3教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。今年度は、例年より1年生の参加者が多く、さらに、ゼミのOBの方や高校生の方の参加もありました。また、報告会終了後は、懇親会が行われ、そこでも参加者同士の間で、活発な議論・交流が行われました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


2025年5月18日日曜日

英語アドバンストプログラム×小田ゼミの社会貢献活動 ~日本のおはなしをパキスタンの生徒へ~

  英語アドバンストプログラムを担当する小田登志子です。2025年3月の春休みに英語アドバンストプログラムと小田ゼミの学生有志が日本のおはなしを英語に翻訳し、パキスタンの生徒に贈る活動をしたので紹介します。

東経大生の写真とメッセージに見入るOLSSの生徒たち

 私は言語学の研究のためにパキスタン北部のミナワー村で「シナー語」という現地語の調査を行っています。調査に協力してくれる地元のセカンダリースクールOLSS(Outliers Secondary School Minawar)の生徒へのお礼として、東経大生が英語に翻訳した日本の子ども向けの本を持参しました。

左:早春のミナワー村
右:支援者であるイギリス人のケリーさんからの寄付によって設立された学校の図書館「ケリー・ライブラリー」の前で記念撮影をするOLSSの生徒たち。東経大生が翻訳した本もこの図書館に並べられます。(写真提供:OLSS)

 この翻訳作業を行ったのは英語アドバンストプログラムに所属するヴォンさん、ミミさん、小田ゼミに所属する志村さん、森田さん、楊さんです。選んだ本は『おしいれのぼうけん』『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』『おばけのてんぷら』『かさじぞう』です。本の裏表紙に翻訳した学生の写真とメッセージを添えました。

 英語アドバンストプログラムでは、これからも英語学習を通じた社会貢献の機会を学生に提供していきたいと考えています。




2025年2月14日金曜日

2024年度「総合教育研究発表会」レポート

  2月6日(木曜日)、2024年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として、「総合教育研究」の発表会を開催しています。またこの発表会は、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による研究成果の発表会も兼ねています。

 今年度に発表したのは、阿部先生上野先生鈴木先生のご指導を受けた、3名の学生さんでした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

(1)「RPG×アクションゲーム「REVENG」の制作について」(阿部ゼミ)

(2)「陸上長距離選手のトラック走においての代謝反応 〜トレッドミル走との比較〜」(鈴木ゼミ)

(3)「女君たちの死と光源氏―『源氏物語』に描かれる死を視座として―」(上野ゼミ)

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、今年度は、プログラミング、スポーツ科学、日本文学、と様々な分野の研究の発表がなされました。なお、各発表に対しては、聴講した教員による「ルーブリック」を用いた評価も行われ、その結果は学生指導に活かすことになっています。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

<関連記事・リンク>

2024年12月20日金曜日

カレイラゼミ×英語アドバンストプログラムの地域貢献活動「英語で遊ぼう!」2024

 2024年12月16日に、東経大の学生が英語による地域貢献活動「英語で遊ぼう!」を行いました。この活動ではカレイラゼミの学生と英語アドバンストプログラム生の希望者合計14名が学生ボランティアとして参加しました。また、エリック先生とミラ先生が英語のサポートを行いました。地域の子どもたち18名が集まり、にぎやかな会となりました。

 子どもたちはテーブルに分かれて茶道、折り紙、ボードゲーム、カードゲームで遊びました。子どもたちに「How old are you?」とたずねると、「I am nine years old!」などと元気に答えてくれました。お抹茶はちょっと「Bitter」だったようですが、お菓子は「I like it.」だそうです。ボランティアの学生は「子どもの英語の発音がとてもいい」「子どもたちが英単語をすぐに覚えるのでびっくりした」と感想を述べました。また、数年間にわたってこの活動をしている学生によると、「年々子どもの英語のレベルが上がっているように思う」とのことです。

 カレイラゼミと英語アドバンストプログラムは、これからも社会貢献&英語による実践の機会を学生に提供していきたいと考えています。この記事は英語アドバンストプログラム担当の小田登志子が執筆しました。

■「英語で遊ぼう!」の取り組みは、2024年度地域連携センター国分寺周辺地域活動による助成を受けて行われました。



2024年12月16日月曜日

2024年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月7日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、14ゼミが参加し、報告数は26件にのぼりました。今年度より新たに参加したゼミもあり、発表件数も昨年度よりが増えたため、今年度は3会場に分かれての報告会となりました(昨年度までは2会場)。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した多彩なものとなりました。3教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。終了式では、参加した教員の先生方からコメントをしてもらいました。報告会終了後は、進一層館交流ロビーで懇親会が行われました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。



2024年2月8日木曜日

2023年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月2日(金曜日)、2023年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。東経大では語学・体育・教養科目等を担当する全学共通教育センター所属の全教員が、各自のゼミ(総合教育演習)を開講しています。そこで学んだ学生のみなさんが、自身の興味をさらに発展させたい場合、卒業研究/制作にあたる「総合教育研究」を選択できます。この発表会は、その「研究」をまとめて1月に提出された論文や制作の成果について、お披露目する機会として、センター例年の公式行事になっています。

 当日は寒さが身にしみる曇り空の一日でしたが、阿部先生竹内先生のご指導を受けた以下の学生から、いずれも熱のこもった発表をいただきました。

発表(1)現代法学部4年生「JavaScriptによるターン制弾幕シューティングの開発」〔阿部ゼミ

発表(2)経営学部4年生「子産数が少ないホッキョクグマとパンダの個体数の推移」〔竹内ゼミ〕

 お一人目の発表は、ゲーム制作を通じてプログラミングの実習をしている数学の阿部先生のゼミでの研鑚の成果でした。「弾幕シューティング」はテレビゲームの世界では古典といってよいものですが、今回はそれを、ターン制にしてみたというオリジナリティにあふれたものでした。日誌形式の制作記録をブログ上で公開し、苦労や“売り”のアイデアを深めていく過程の詳細な記録も、卒業制作の一環として回覧されました。フロアの学生に、このゲームを実際に操作してもらう「実演」の機会も設けられました。

 お二人目の発表は、熊が世界的な開発や気候変動の影響をどのように受けているのかについて、統計学の竹内先生のゼミで進めたデータ収集と分析にもとづく成果でした。熊のなかでも棲息範囲が比較的狭い北極圏のホッキョクグマと中国のパンダを対象にして、それぞれの個体数の増加が有意なものか、統計的な処理によって分析しています。併せて、個体数の増加に果たした政府の政策の意義について、各国政府が保護に投下した費用との相関や有効性についても検討されました。

 例年、1人あたりの発表時間は質疑応答を含めて30分と設定されていますが、制作秘話やデータ収集の苦労、数値の意味するところの難しさなど、すぐに時間がオーバーする質疑の弾みようでした。

 今回は偶然、両報告とも理系的な学習をふまえた制作・論文の内容発表でした。もっとも、両報告を聞いてみると、いわゆる文系・理系の区別自体が、私のようなオジサンの古くさい二分法だと気づかされます。ゲーム制作はキャラクターデザインや音楽など、アートのセンスとその総合性が欠かせません。統計分析の動機にも、気候変動に直面する動物の権利をめぐる問題や対策の意義如何が念頭にあるわけですから、データサイエンスに求められるモラルサイエンスの側面といったものがうかがえます。いずれの報告からも、将来を担う世代が文理融合的な知のセンスを自分のものとして育っていることを、ひしひしと感じました。

 こうした研究に打ち込めるのも、文理にわたる幅広い分野の教員たちが開講している総合教育演習/研究の多様性のゆえだと言えるでしょう。そのような学びの魅力は、次年度の卒業研究の参考のためにと会場に来ていた3年生の方にも、質疑を通じてしっかり伝わったようです。質疑のなかでも、発表者から、就職活動の面接の際、卒業研究で取り組んだことをしっかりアピールできたことも話題になりました。

 発表された学生の皆さん、お疲れ様でした。今回の研鑚と成果に自信をもって、今後の人生を歩んでください。以上、「日本史Ⅱ」他担当の戸邉秀明がレポートいたしました。


・関連リンク


2023年12月22日金曜日

カレイラゼミ×英語アドバンストプログラムの地域貢献活動「英語で遊ぼう!」

  2023年12月18日(月)、東経大の学生が、英語による地域貢献活動「英語で遊ぼう!」を行いました。この活動ではカレイラゼミの学生と英語アドバンストプログラム生の希望者合計18名が学生ボランティアとして参加し、地域の子どもたちに英語で日本の遊びを紹介しました。


 今回の遊びは、かるた、はねつき、おりがみ、すごろく、お茶です。エリック・シワック先生も参加して遊び方を英語で紹介しました。学生ボランティアは、事前に練習した成果を発揮して「Fold the paper into half(紙を半分に折って)」「Rotate the chawan clockwise(茶碗を時計回りにまわして)」などと英語で説明を行いました。子どもが上手にできると「Good job!」「Great!」という声が飛び交い、にぎやかな会になりました。子どもたちは学生ボランティアのお兄さんお姉さんがすっかり気に入った様子でした。


 英語アドバンストプログラムでは、学生に実践の機会を提供するために、これからも英語を用いた活動や海外との交流活動を行っていきたいと思います。この記事は英語アドバンストプログラム担当の小田登志子が執筆しました。

■「英語で遊ぼう!」の取り組みは、2023年度地域連携センター国分寺周辺地域活動による助成を受けて行われました。

<関連記事・リンク>

2023年12月11日月曜日

2023年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月9日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、8ゼミが参加し、報告数は17件にのぼりました。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。2教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。終了式では、発表の振り返り、参加者の学生さんたちから参加した感想をコメントをしてもらいました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


*参考記事

2023年8月4日金曜日

プロテニスプレーヤー今井慎太郎選手のゲスト講義:7月13日スポーツの科学a、遠藤愛ゼミ

 スポーツの科学a、総合教育演習「スポーツコーチング」担当の遠藤愛です。

 7月13日(木)の授業では、現役プロテニスプレーヤーの今井慎太郎氏をお招きして、小学生時代から大学時代を経てプロ選手になるまでの過程や、プロ選手としての生活やトレーニングについて話していただきました。今井選手は、2022年の全日本選手権男子シングルスで優勝した全日本チャンピオンであり、通常であれば世界ツアーの転戦でお忙しいところですが、今年は足首の手術を受けてリハビリ中のため講義をお願いしたところ、ご快諾いただきました。

 プロテニスプレーヤーの多くは、高校卒業後にプロ転向する選手が多い中、今井選手は早稲田大学時代に学生チャンピオンとなり、大学卒業を機にプロ選手としての活動を開始しました。大学選択に向けての決断や大学時代にどのように競技に打ち込んだのか、競技を通して得た仲間のこと、プロ転向直後は、収入も安定せず、経済的な不安を抱えながら世界を転戦していたこと、昨年、念願の全日本チャンピオンとなり、目標であるグランドスラム出場を目指してリハビリに励んでいることなど、世界ツアーを転戦する様子やプロ選手としての日常など、話題は多岐に渡りました。

 学生たちからは、

・プレッシャーとの向き合い方
・一つのことにそこまで打ち込める要因は何か
・将来への不安や焦りはあるか、どのように向き合っているのか
・調子が悪い時にどのように対応するのか
・どのようなトレーニングをしているのか
・どのように身体のケアをしているのか
・一番印象に残った試合は何か
・リフレッシュする方法は何か

 など、30件近くの質問が寄せられ、その一つ一つに丁寧に答えていただきました。また、「プロスポーツ選手といえば、とても華やかな世界を想像していたが、現実はとても厳しい」、「一つのことに徹底的に打ち込めることを尊敬します」、「今、自分も自分が好きなことをやらせてもらえる環境にいるので、この環境を大切にしようと思います」、「今井さんが話してくれた通り、学生時代の仲間との繋がりや生活はかけがえのないものだから、今を大切にするというのは大事だなと改めて考えました」などの感想もありました。大学を経てプロになり、今、まさにプロとして戦っている今井選手のメッセージは、学生たちにも強く響いたようです。やはり、実際に活動している選手の言葉の威力は違います。まずは、リハビリ中にもかかわらず本学までいらしてくださった今井選手に感謝申し上げるとともに、選手自身の目標であるグランドスラムへの出場を果たしていただきたい、授業を聞いた学生たちとともに応援しています。


今井慎太郎氏と遠藤ゼミの学生さんたち

参考記事へのリンク
  (全日本選手権 大会記事)

2023年3月27日月曜日

2022年度「教養探求プロジェクト」修了式

 「外国史I」担当の高津です。

 3月23日(木)は、東経大は卒業式でした。卒業生の皆さん、おめでとうございます! そして同日、2022年度の「教養探求プロジェクト」修了式が行われました。

 教養探求プロジェクトは、教養系の学問分野の学びを深めようとする学生の皆さんをおもな対象として、2021年度からはじまりました。今回はこのプロジェクトの記念すべき最初の修了式、そしてその修了生は、教養探求プロジェクトの最初の修了生なのです。この栄えある教養探求プロジェクト修了生・第1号は・・・、塚本龍弥さん(榎ゼミ)です! 経営学部の塚本さんは、経営学部のゼミに所属し経営学を専門的に学ぶと同時に、教養系の総合教育演習の榎ゼミにも所属し、子どものころから興味を持っていたという天文学の研究に熱心に取り組みました。 その成果は卒業論文「NGC891銀河の質量の測定」としてまとめられるとともに、2月の卒論発表会(「総合教育研究」発表会)で報告され、参加者から高く評価されました。 塚本さんは見事に、東経大で天文学と経営学の「二刀流」を達成してくれたのです。 塚本さんは高井良センター長から修了証を授与された後、卒論発表会のときと同じように、堂々としたスピーチを披露して下さいました。「好きなことを学び、考え、発表す ることのできた大学生活、本当に充実した毎日でした!」と笑顔で語ってくれた塚本さん、本当におめでとうございます!
 
修了式にて


*関連リンク

2023年2月5日日曜日

2022年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月3日(金曜日)、2022年度の「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。また今回、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による最初の研究成果が発表されました。

 2020年度と2021年度はコロナ禍のためZoomを使用したオンライン開催となりましたが、今回は3年ぶりに対面で開催することができました。発表したのは、麻生先生榎先生小田先生早尾先生のご指導を受けた、4名の学生でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

発表(1):NGC891銀河の質量の測定〔榎ゼミ:2022年度教養探求プロジェクト所属学生〕
発表(2):リベラリズムの限界をめぐるサンデルの批判 ― 同性婚の問題を手掛かりに〔麻生ゼミ〕
発表(3):日本で“ソーシャルディスタンシング”ではなく“ソーシャルディスタンス”が多く使われる理由〔小田ゼミ〕
発表(4):データ至上主義を乗り越える生命論 ―英国の人類学者,ティム・インゴルド『ラインズ』のネオ・サイバネティクス的観点からの読解を通じて― 〔早尾ゼミ〕

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、様々な分野の研究の発表がなされました。しかし、どの発表も、発表者の日本と世界の現状に対する問題意識と批判精神をうかがわせる密度の濃い内容であったと思います。

 発表された学生の皆さん、お疲れ様でした。皆さんの4年間の学びの成果をうかがうことができ、大変嬉しかったです。誇りと自信をもって、今後の人生を歩んでいって下さい。また、ご聴講いただいた先生・職員のみなさんに厚く御礼申し上げます。「外国史I」他担当の高津秀之が記しました。

・関連記事へのリンク 

2023年1月30日月曜日

シンガポール国立大学×東経大の英語・日本語交流会

 2023年1月27日(金)にシンガポール国立大学語学研究センター日本語プログラムと東経大の対馬ゼミが主催するZOOM交流会が行われました。シンガポール国立大学からは日本語を学ぶ学生が参加しました。東経大からは対馬ゼミの学生・英語アドバンストプログラム履修生・グローバルキャリアプログラム履修生が参加しました。参加者は合計で約80名にもなりました。

 時間になると学生たちが次々とZOOMに入ってきました。そしてブレイクアルトルームに分かれてまずは自己紹介をしました。そのあと、英語と日本語でおしゃべりをしました。シンガポール国立大学の学生は日本語がとても上手で、日本のことをよく知っています。「NHKニュースによると、去年より今年は物価が上がりそうですね。住んでいるところはどうですか」「私は大阪に行ったことがあります」などと話していました。東経大生には大きな刺激になりました。

ブレイクアウトルームでおしゃべり

 その後、みんなでクイズに挑戦しました。お正月に伊達巻を食べるのは「知識が増えるように」という意味があるそうですが、3人が見事に正解しました。試験の前に伊達巻を食べるといいかもしれません。「好きな日本食は?」という質問に「Yakitori」「うどん」「Wagyu」などの答えが並びました。

全員がメインルームに集合してクイズ大会

 あっという間に1時間が過ぎ「楽しかった!」「忘れないよ~」と名残を惜しむメッセージを投稿しながら交流会は終了しました。いつかシンガポール国立大学のみなさんが東京経済大学に来るのを楽しみにしています。

 この記事の執筆は小田登志子が担当しました。

関連リンク

2023年1月14日土曜日

英語で遊ぼう!:英語アドバンストプログラム×カレイラゼミの社会貢献活動

 2023年1月10日(火)の夕方に、JR国分寺駅アクティココブンジにて「英語であそぼう!」というイベントが行われました。このイベントを企画したのは、カレイラ松崎順子先生です。また、英語アドバンストプログラム履修生とカレイラゼミの履修生の9名がボランティアとして運営に参加しました。特別ゲストはエリック・シワック先生です。


 アクティココブンジの会場は子どもたちで一杯になりました。「Hello!」と出迎えられた子どもたちは、ボランティアの東経大生に教えてもらって、Monopoly 、Soccer、Origami、Dartsなどの遊びを英語で行いました。東経大生はなかなか子どもと遊ぶのが上手です。「Great!」「Nice!」というかけ声が飛び交いました。

 

 イベントはAward Ceremonyで締めくくられました。帰る時に「楽しかった!」と子どもたちが大きな声で言いました。東経大生も「楽しかった」「子どもたちは理解が速かった」と口々に感想を述べました。

 この記事の執筆は英語アドバンストプログラム担当の小田登志子が担当しました。

■「英語であそぼう」の取り組みは、2022年度地域連携センター国分寺周辺地域活動による助成を受けて行われました。

2022年12月11日日曜日

2022年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

 12月10日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、10ゼミが参加し、報告数は19件にのぼりました。

報告会タイムテーブル


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。報告会当日、事故でJR中央線が一時的に運休したためにスケジュールを30分遅らせた、といったハプニングがありましたが、それ以外はおおむね順調に発表が行われました。昨年度の報告会は、教室での対面発表とZoomを使用したオンライン発表を併用して実施しました。しかし、今年度は、教室での対面発表とし、最後には参加者が一堂に会する終了式も行い、発表の振り返りを行いました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

2022年4月27日水曜日

「育つ」のは誰?-国分寺の街と人のあいだで

  心理学ほか担当の野田淳子です。

 私が担当するゼミの総合教育演習(“子育ち”支援と家族関係の心理学)では、今年は久々に課外活動から学びのスタートを切ることができました。座学とフィールドでの実践を行き来して人間の“育ち(発達)”と支援の取り組みについて学ぶこのゼミですが、長引くコロナ禍の影響で、親子イベントの中止や遊び場でのボランティア人数制限などから、これまで続けてきた課外活動自体が昨年・一昨年から任意となり、実施が難しい局面も多々あったからです。

 このたびは国分寺市プレイステーション(通称:プレステ)のプレイリーダー・奥冨裕司さんのご紹介で、武蔵国分寺の史跡公園で“ちょうど良い居場所”という活動を続けていらっしゃる横澤咲穂里さんにお話を伺いながら、近くにある「ぶんじ寮」という珍しい運営形態のシェアハウスを見学させて頂きました。このご時世で16人もの大学生を受け入れてくださることに感激しながら、大学にて全員が検温・手指の消毒を済ませて不織布をマスクを着用のうえ、いざ出発!です。

 大学正門から一気にはけを下り、お鷹の道と水路を横切り、藤森照信氏のタンポポハウスを横目に到着した「ぶんじ寮」。その特徴を少しばかりご紹介しますと、学生達が最も驚いたのは、シェアハウスなのに「ルールがほとんどない」けれども「対話がある」ということだったようです。見学当日も寮の入り口で横澤さんにお話を伺っていると、住人の大学生の方が降りて来て、なんと快く寮案内を買って出てくださり。さすが、ぶんじ寮!です。

ぶんじ寮の屋上にて

 寮では月2回幹事持ち回りでの定例会(ミーティング)のほか、地元の方が届けてくださった野菜で一緒にご飯を作って食堂で食べたり、中庭でひっそりと焚火が始まったり、いつの間にか庭に畑ができたり。20名の住民同士だけでなく、それをサポートする地元の有志、大人・子どもを問わず地元の方々ともさまざまな場や機会、知恵をシェアしたり持ち寄ったりしながら、お金だけでは手に入らない価値を生み出そうとチャレンジされているのだなと思いました。

 「ルールがないということだが、何か問題が起きたときに目を逸らさず、皆で話し合えるという暗黙のルールのようなものが出来ているから、皆が自由に暮らしながら維持できているのだなと思った。子どもたちだけでなく、大人もさまざまな価値観の人たちと関わり合い、話し合うことで視野を広げていくことができると思った」と、レポートに書いた学生もありました。多様な人々がともに暮らすのは簡単なく、きっとこのご時世ならではのご苦労も数々あろうかと思いますが、それ以上の大切さや醍醐味を学生達も感じ取ったのではないかと思います。最後に素晴らしい眺めの屋上へご案内頂き、お天気も気分も最高!真夏の暑さと解放感を満喫しました。

史跡公園にて、横澤さんらと4年生

 見学後は武蔵国分寺の史跡公園へ移動して、“ちょうど良い居場所”のシンボルの大きな木の下で、活動を始められた経緯や居場所づくりにかける横澤さんの思いを伺いました。プレステが移転で目の前から無くなってしまうと知ったとき、「大切なものを失ってしまうということがあるんだなと思った」と、時おり声を詰まらせながら語る横澤さん。コロナ禍で閉場を余儀なくされたプレステを最終日だけ、何とかプレステを開けて頂いて利用者も一丸となって皆でプレステを解体したこと、その一部をまるで“遺品”のように持ち帰る子どもたちもあったとのこと。語られる喪失感は、深い愛情の証です。学生達も、遊び場が子どもにとってのみならず、親や地域の人々にとってもかけがえのない学びと交流の場であることに気づき、目から鱗だったようです。

 このままでは終われない、自分達でできることを実現しようと、毎週月曜に旧プレステに続く武蔵国分寺の史跡公園に集まって、言わば移動式の遊び場、居場所づくりをボランティアで始めた横澤さん。奥富さんをはじめ、プレイリーダーの方々やプレステを利用していた親御さんたちとともに、試行錯誤しながらの活動でした。公園にゴザや本、遊具などを拡げて、かつては大木にブランコをつるし、仲間だけでなく、道行く子ども達や大人が気軽に出入りして羽を休められる場を目指し、今も取り組みを続けています。コロナ禍で活動を続けること自体が難しく感じられることもあるなか、地域や暮らす人々を見守り続け、学生達にも惜しみなく貴重な時間を与えてくださることに、深く頭が下がる思いでした。

野外にて交流を深める2・3年生

 もうひとつ驚いたのは、当日この課外活動の話を聞いた“ちょうど良い居場所”のメンバーの方々が複数駆けつけ、学生達と関わってくださったことです。「家に住むのではなく、町に住むというのは凄いと感じた」との学生の言もありましたが、国分寺市民のパワーを感じたことかと思います。遠出はできなくとも、国分寺はこんなにも緑も人も豊かで良いところなのだと、認識を新たにした学生も多かったようです。この地で見守られ、育った人々が、これからこの地で育つ人々の力となっていく。そんな「順のくぶし」の伝統と底力が国分寺にはある、と実感した課外活動でした。


関連リンク
東京サバイバル
認定NPO法人「冒険遊び場の会」(国分寺市プレイステーションの運営団体)
ぶんじ寮の日常


2022年2月3日木曜日

2021年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月2日(水曜日)、2021年度の「総合教育研究」の発表会が行われました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として発表会を開催しています。

 今年度は、コロナ禍のため、昨年度に引き続き、Zoomを使用したオンライン開催となりました。発表したのは、相澤先生麻生先生小田先生・横畑先生、それぞれご指導の計4名でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

発表(1):高校生、大学生への読書推進活動考察〔相澤ゼミ〕
発表(2):〈尊厳死〉の法制化へと向かうことの危険性――「自己決定」と「尊厳」に関する批判的検討にそくして〔麻生ゼミ〕
発表(3):日本の教育現場における吃音者を対象とした合理的配慮に対する理解を促進するには〔小田ゼミ〕
発表(4):NIEの未来―新聞教育で生徒のメディアリテラシーは高まるか-〔横畑ゼミ〕

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、様々な分野の研究の発表がなされました。しかし、どの発表にも「日本の将来」という論点が共通して含まれていたと思います。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


2021年12月14日火曜日

2021年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月11日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、8ゼミが参加し、報告数は18件にのぼりました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。昨年度は全面的にオンラインでの発表でしたが、今年度は報告会は教室での対面発表とZoomを使用してオンライン発表を併用して実施されました。

関センター長による開会のあいさつ

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。今回は対面開催とオンライン開催を併用しましたが、この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

*参考記事


2021年6月26日土曜日

TKUサイエンスカフェ「火山の監視とテクノロジー」

 地球の科学担当の新正です.6月25日に久しぶりにTKUサイエンスカフェを実施しました.コロナ禍の中,カフェといいつつお茶もお菓子もないオンライン開催でしたが学生20名をはじめ,多数の方にご参加いただきました.

今回は神奈川県温泉地学研究所の萬年一剛さんに「火山の監視とテクノロジー」というタイトルでお話しいただきました.基本的な背景知識から説き起こしてホームグラウンドの箱根火山,特に2015年噴火に関するお話を中心にご紹介いただきました.かつては火山の地下で起こる地震観測が主であったのが,加えてGNSS(GPS)や人工衛星で捉えられる山体の膨らみなどで活動の前兆が見えるようになってきたこと,地下の探査の進歩で箱根火山の下のマグマだまりや熱水,変質帯が見えてきたことなど,豊富な話題を紹介していただきました.防災面での実地のご経験に基づくお話や,ブラタモリご出演の際のタモリさんのエピソードなどを巧みに取り込んだ興味深い講義をいただきました.

講義終了後に学生から鋭い質問がなされ,終了予定時間を超えてオンラインでの対話が続き,充実したカフェとなりました.

なお,講義部分については見逃し配信が行われます.詳細は追って学習センターからTKUポータルで案内されます(学内限りです).

私が担当している総合教育演習では萬年さんのご著書「最新科学が映し出す火山 その成り立ちから火山災害の防災、富士山大噴火」を遠隔授業期間中に輪講していました.

こちらは東経大図書館にも所蔵されているので,火山や火山の防災に関心のある方は,ぜひご一読ください.

これは火山のイメージ画像です(アメリカ西海岸のシャスタ山)

ご多忙の中,楽しい講義を行ってくださった萬年さんと,今回もサイエンスカフェとしての開催にお力添えいただいた,学習センターの皆さんに重ねて御礼申し上げます.