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2026年4月1日水曜日

「教養入門」と「教養ゼミ」等のご紹介

 今回は、全学共通教育センターが開講する2026 年度の「教養入門」と「教養ゼミ」、および、特別講義「リベラルアーツへの招待」の紹介をします。これらの科目は、1年次のみに履修できる、大学4年間の学びの入門となる授業です。

 「教養入門」は、1年次の1期に開講される、3名の教員が交代で担当するリレー講義形式の授業です。この講義では、いま求められている「教養」の意味について、各教員の問題関心や専門領域を切り口として論じるものです。以下は、2026年度のシラバスへのリンクです。
教養入門

 「教養ゼミ」は、1年次の2期に開講される演習形式(ゼミ形式)の少人数授業です(定員15名)。教員それぞれの専門分野を活かした内容で「読み・書き・プレゼンテーション」の基礎的な力を高め、2年次以上のゼミ学習の入門としています。2026年度に開講される教養ゼミの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。
『伊勢物語』で恋を語ろう
夏目漱石の『坊っちゃん』を精読する。
「ニセ科学」について考える
ジェンダースタディーズ入門
自分の興味関心のあるテーマを見つけ、調べる、そして議論する
感情と上手につきあう方法を学ぶ
アイヌ学から開発と文明を問い直す
「哲学」入門ゼミ ―― 哲学・倫理学へのイントロダクション
現代の家族関係と「子育ち」の発達心理学

 「リベラルアーツへの招待」は、1年次の2期に開講される、動画等を活用した遠隔方式授業です。この授業の目的は、大学に入学したばかりの1年生に、大学で探求することができる知識の多様性と幅広さを実感してもらうとともに、学ぶことの楽しさ、研究の意義を伝えることです。人文学・社会科学・自然科学などの多様な分野について、毎回異なる教員が交代で講義を行います。以下は、2026年度のシラバスへのリンクです。
 ・リベラルアーツへの招待

 なお、上記は、4月1日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2026年3月31日火曜日

「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」のご紹介

  今回は、全学共通教育センターが開講する2026年度の「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」という授業を紹介します。 

総合教育ワークショップ
 様々な教養系の分野について、双方向的な授業形式で学ぶ、定員が20~40名の科目です。半期科目で、同一年度に1科目だけ履修できます。授業形式・内容とも多様なものを用意しています。2026年度に開講される総合教育ワークショップの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。
 「ミステリー」の構造を探る。
 ・くずし字いろは入門
 ・くずし字百人一首錬成
 ・レポート執筆超入門
 ・談話分析入門
 ・共修日本語
 ・原子論の歴史と科学
 ・行列とベクトルの基礎 
 ・身近な自然と生物を理解する
 ・現代の「倫理」問題を哲学的に考える
 ・ヨガ・ヨガ哲学と英語
 ・自分の身体と対話する
 ・スポーツとメディア
 ・身体状態を最適に調整するための「コンディショニング」を学び・実践する
 ・今日求められている能力の意義と課題
 ・異文化の質的研究
 ・多文化共生力を高める
 ・コミュニケーションワークショップ -自己理解とコミュニケーション-
 ・多様性社会における心理支援を学ぶ(基礎)[野田先生]
 ・多様性社会における心理支援を学ぶ(応用)[野田先生]
 ・多様性社会における心理支援を学ぶ(基礎)[寺島先生]
 ・多様性社会における心理支援を学ぶ(応用)[寺島先生]

 

英語で学ぶ教養」
 英語を使って教養系の諸分野の内容をゼミ形式で学ぶ、定員15名の半期科目です。2026年度に開講される英語で学ぶ教養の授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。
 ・英文記事を用いて自然・科学に親しむ
 ・生物学を通して科学英語に親しむ
 ・Introduction to Linguistics
 ・Second Language Acquisition and Comprehension 第二言語習得と言語理解

 なお、上記は、3月31日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2026年3月27日金曜日

2026年度「特別授業」のご紹介

  新年度の授業履修登録の時期が近づいてきました。今回は全学共通教育センターが開講する「特別授業」をご紹介したいと思います。

 「特別授業」とは、常設科目とは別の、「卒業要件表」には載っていない授業のことで、「特別講義(特別企画講義)」と「特別語学」の二種類あります。特別授業は、今学んでほしいホットな内容を扱いたい場合などに、期限付きで開講するものです。

 2026年度、全学共通教育センターでは以下の「特別講義」を開講します(科目名をクリックするとシラバスを読むことができます)。

「特別語学」とは、2~3年の期限付きで開講される語学の授業です。東京経済大学では、毎年開講される常設の語学科目として「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」、「スペイン語」、「イタリア語」、「中国語」、「朝鮮・韓国語」、「日本手話」を用意しています。これら常設の語学科目とは別に、2026年度は、下記の3つの特別語学科目を開講します。語学科目では、言語そのものだけでなく、その言語に関連する文化や歴史、社会などについても学ぶこともあります。

 以上、全学教育共通センターが提供する特別授業の紹介でした。各学部の専門科目にも特別授業があります。特別授業は、今、学んでほしい科目ですので、履修の候補として検討してもらえればと思います。「シラバス」のページの「キーワードで検索」の「科目名」のボックスに、「特別講義」、または、「特別企画講義」と入れて検索すれば、特別授業の情報を得ることができます。

 なお、上記は3月27日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2026年3月20日金曜日

英語アドバンストプログラム×小田ゼミの社会貢献活動   ~パキスタンの生徒に贈る絵本の翻訳~

  英語アドバンストプログラムを担当する小田登志子です。2026年3月の春休みに英語アドバンストプログラムと小田ゼミの学生有志が日本の絵本を英語に翻訳し、パキスタンの生徒に贈る活動を行いましたので紹介します。この活動を行うのは昨年度に続き2回目となります。今回贈った絵本は『わらしべちょうじゃ』『あいことばはあらしのよるに』など8冊です。参加してくれたのは、2年生の浜田健司さん、竹岡己太朗さん、中村和奏さん、大島久瑠実さん、3年生の関根成淳さん、4年生の大野孝介さん、中村洸希さん、そして特別参加の1年生、佐藤優さんです。

   左:翻訳作業をする東経大生   
 右:東経大生にメッセージを書くOLSSの生徒

 これらの絵本は、小田が言語調査のために出入りするパキスタン北部ミナワー村にある女子生徒のためのセカンダリースクールOLSS(Outliers Secondary School Minawar、日本の中学3年~高校1年に相当)に届けました。絵本には翻訳した学生の写真とメッセージが添えられています。生徒たちは東経大生の写真を食い入るように見ていました。OLSSの校長であるSajia先生から、翻訳を行った学生一人一人に対して感謝状をいただきました。

  左:OLSSの先生方と   
右:下校するOLSSの生徒

 英語アドバンストプログラムでは、これからも英語学習を通じて世界のさまざまな人々と交流する機会を提供していきたいと考えています。


<関連サイト>

英語アドバンストプログラム

英語アドバンストプログラム×小田ゼミの社会貢献活動 ~日本のおはなしをパキスタンの生徒へ~


2026年2月12日木曜日

2025年度「総合教育研究発表会」レポート

   1月28日(水曜日)、2025年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として、「総合教育研究」の発表会を開催しています。またこの発表会は、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による研究成果の発表会も兼ねています。

 今年度に発表したのは、7名の学生さんでした。そのうち2名は、3年次後期の「総合教育研究ノート」でプレ卒論に取り組んだ3年生の方でした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて25分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

(1)「重⼼動揺計を⽤いた⽚脚⽴位姿勢制御への介⼊効果の検証」

(2)「映画における恐怖体験の成⽴条件 ―― 演出技術の⽐較分析を通した『シライサン』研究 」

(3)「サンローランにおけるロゴの視認性と素材、カテゴリが価格に与える影響の統計的分析」

(4)「財務情報をもとにしたシステムインテグレータ(SIer)の企業分類 ―― 主成分分析と K-means 法でのクラスタリングを⽤いて」

(5)「資産の推移と相関分析 ―― 22 歳から 30 歳の 8 年間で 1000 万円を貯蓄する⼿段を例として」

(6)「炭⽔化物マウスリンスがテコンドーの組⼿における敏捷性に及ぼす影響」

(7)「動的ストレッチがプル動作のパフォーマンスに与える影響」

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、今年度は、スポーツ科学、芸術学、データサイエンス、と様々な分野の研究の発表がなされました。なお、各発表に対しては、聴講した教員による「ルーブリック」を用いた評価も行われ、その結果は学生指導に活かすことになっています。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

<関連記事・リンク>

2025年12月17日水曜日

2025年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月13日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、15ゼミが参加し、報告数は27件にのぼり、3会場に分かれての報告会となりました。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した多彩なものとなりました。3教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。今年度は、例年より1年生の参加者が多く、さらに、ゼミのOBの方や高校生の方の参加もありました。また、報告会終了後は、懇親会が行われ、そこでも参加者同士の間で、活発な議論・交流が行われました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


2025年5月18日日曜日

英語アドバンストプログラム×小田ゼミの社会貢献活動 ~日本のおはなしをパキスタンの生徒へ~

  英語アドバンストプログラムを担当する小田登志子です。2025年3月の春休みに英語アドバンストプログラムと小田ゼミの学生有志が日本のおはなしを英語に翻訳し、パキスタンの生徒に贈る活動をしたので紹介します。

東経大生の写真とメッセージに見入るOLSSの生徒たち

 私は言語学の研究のためにパキスタン北部のミナワー村で「シナー語」という現地語の調査を行っています。調査に協力してくれる地元のセカンダリースクールOLSS(Outliers Secondary School Minawar)の生徒へのお礼として、東経大生が英語に翻訳した日本の子ども向けの本を持参しました。

左:早春のミナワー村
右:支援者であるイギリス人のケリーさんからの寄付によって設立された学校の図書館「ケリー・ライブラリー」の前で記念撮影をするOLSSの生徒たち。東経大生が翻訳した本もこの図書館に並べられます。(写真提供:OLSS)

 この翻訳作業を行ったのは英語アドバンストプログラムに所属するヴォンさん、ミミさん、小田ゼミに所属する志村さん、森田さん、楊さんです。選んだ本は『おしいれのぼうけん』『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』『おばけのてんぷら』『かさじぞう』です。本の裏表紙に翻訳した学生の写真とメッセージを添えました。

 英語アドバンストプログラムでは、これからも英語学習を通じた社会貢献の機会を学生に提供していきたいと考えています。




2025年4月4日金曜日

「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」のご紹介

  今回は、全学共通教育センターが開講する2025年度の「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」という授業を紹介します。

 なお、前回の記事で紹介した「教養入門」、「教養ゼミ」、「リベラルアーツへの招待」は、1年次のみしか履修できせん。しかし、今回紹介する「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」は、1年次限定ではなく、2年次以降も履修できます。

総合教育ワークショップ
 様々な教養系の分野について、双方向的な授業形式で学ぶ、定員が20~40名の科目です。半期科目で、同一年度に1科目だけ履修できます。授業形式・内容とも多様なものを用意しています。2025年度に開講される総合教育ワークショップの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。


英語で学ぶ教養」
 英語を使って教養系の諸分野の内容をゼミ形式で学ぶ、定員15名の半期科目です。2025年度に開講される英語で学ぶ教養の授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。


 なお、上記は、4月4日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2025年3月31日月曜日

「教養入門」と「教養ゼミ」等のご紹介

  今回は、全学共通教育センターが開講する2025年度の「教養入門」と「教養ゼミ」、および、特別講義「リベラルアーツへの招待」の紹介をします。これらの科目は、1年次のみ履修できる、大学4年間の学びの入門となる授業です。

 「教養入門」は、1年次の1期に開講される、3名の教員が交代で担当するリレー講義形式の授業です。この講義では、いま求められている「教養」の意味について、各教員の問題関心や専門領域を切り口として論じるものです。以下は、2025年度のシラバスへのリンクです。

 ・教養入門

 「教養ゼミ」は、1年次の2期に開講される演習形式(ゼミ形式)の少人数授業です(定員15名)。教員それぞれの専門分野を活かした内容で「読み・書き・プレゼンテーション」の基礎的な力を高め、2年次以上のゼミ学習の入門としています。2025年度に開講される教養ゼミの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。

 「リベラルアーツへの招待」は、1年次の2期に開講される、動画等を活用した遠隔方式授業です。この授業の目的は、大学に入学したばかりの1年生に、大学で探求することができる知識の多様性と幅広さを実感してもらうとともに、学ぶことの楽しさ、研究の意義を伝えることです。人文学・社会科学・自然科学などの多様な分野について、毎回異なる教員が交代で講義を行います。以下は、2025年度のシラバスへのリンクです。

 ・リベラルアーツへの招待

 なお、上記は、3月31日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。


2025年3月27日木曜日

2025年度「特別授業」のご紹介

  新年度の授業履修登録の時期が近づいてきました。今回は全学共通教育センターが開講する「特別授業」をご紹介したいと思います。

 「特別授業」とは、常設科目とは別の、「卒業要件表」には載っていない授業のことで、「特別講義(特別企画講義)」と「特別語学」の二種類あります。特別授業は、今学んでほしいホットな内容を扱いたい場合などに、期限付きで開講するものです。

 2025年度、全学共通教育センターでは以下の「特別講義」を開講します(科目名をクリックするとシラバスを読むことができます)。

 リベラルアーツへの招待(1年次のみ履修可)

 ※「教養としてのデータサイエンス」は、2025年度入学生より常設科目となります。

「特別語学」とは、2~3年の期限付きで開講される語学の授業です。東京経済大学では、毎年開講される常設の語学科目として「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」、「スペイン語」、「イタリア語」、「中国語」、「朝鮮・韓国語」、「日本手話」を用意しています。これら常設の語学科目とは別に、2025年度は、下記の3つの特別語学科目を開講します。語学科目では、言語そのものだけでなく、その言語に関連する文化や歴史、社会などについても学ぶこともあります。

 以上、全学教育共通センターが提供する特別授業の紹介でした。各学部の専門科目にも特別授業があります。特別授業は、今、学んでほしい科目ですので、履修の候補として検討してもらえればと思います。「シラバス」のページの「キーワードで検索」の「科目名」のボックスに、「特別講義」、または、「特別企画講義」と入れて検索すれば、特別授業の情報を得ることができます。

 なお、上記は3月27日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2025年2月14日金曜日

2024年度「総合教育研究発表会」レポート

  2月6日(木曜日)、2024年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。「総合教育研究」は、全学共通教育センターが開講する卒業研究・制作に相当するもので、2年次以降のゼミである「総合教育演習」で学んだ成果を発展させて、論文や制作にまとめあげるものです。2014年度より、全学共通教育センターの公式行事として、「総合教育研究」の発表会を開催しています。またこの発表会は、2021年度からスタートした「教養探求プロジェクト」の所属学生による研究成果の発表会も兼ねています。

 今年度に発表したのは、阿部先生上野先生鈴木先生のご指導を受けた、3名の学生さんでした。1人あたりの発表時間は、質疑応答を含めて30分で、発表のタイトルは以下の通りでした。

(1)「RPG×アクションゲーム「REVENG」の制作について」(阿部ゼミ)

(2)「陸上長距離選手のトラック走においての代謝反応 〜トレッドミル走との比較〜」(鈴木ゼミ)

(3)「女君たちの死と光源氏―『源氏物語』に描かれる死を視座として―」(上野ゼミ)

 総合教育演習・研究の多様性を反映して、今年度は、プログラミング、スポーツ科学、日本文学、と様々な分野の研究の発表がなされました。なお、各発表に対しては、聴講した教員による「ルーブリック」を用いた評価も行われ、その結果は学生指導に活かすことになっています。

 発表された学生さんはお疲れ様でした。またご聴講いただいた学生さん、先生・職員のみなさんには厚く御礼申し上げます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。

<関連記事・リンク>

2024年12月16日月曜日

2024年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月7日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、14ゼミが参加し、報告数は26件にのぼりました。今年度より新たに参加したゼミもあり、発表件数も昨年度よりが増えたため、今年度は3会場に分かれての報告会となりました(昨年度までは2会場)。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した多彩なものとなりました。3教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。終了式では、参加した教員の先生方からコメントをしてもらいました。報告会終了後は、進一層館交流ロビーで懇親会が行われました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。



2024年6月17日月曜日

教養入門ゲスト講演 山口香先生 「スポーツの多様な価値を考える」

  「スポーツの科学」などを担当している遠藤愛です。

  6月12日(水)に、1年生を対象として開講している教養入門では、ソウルオリンピック女子柔道銅メダリスト、筑波大学山口香教授をゲスト講師にお迎えして、スポーツの持つ多様な価値について講義をしていただきました。

 山口先生は、スポーツは社会の縮図であり、スポーツからもっと発信したい、時代の先を行きたいという思いのもとに、スポーツを通して自己規律性を学ぶこと、競技力向上には多様性が必要であること、積極的に世界に出て多様な文化・人材と正しく競い合い、異文化を学び吸収することもまたアスリートとして、さらに人として成長していくという主張を、実社会と関連づけてパワフルにお話しされました。



 受講生からは、「私たちの普段の社会生活の中でも日本の中で留まるだけでなく外を見て自分たちの何を伸ばすべきなのか知ることができればスポーツと同様、社会も変わると思う」、「スポーツをすることで身につけられる力は無限大であるので、それが現代の社会でも引き継がれると思うと希望を持てます」、「『いずれ才能は努力に越される』という言葉が心に響きました」などなど、多くの感想が寄せられました。競技者として世界のトップで活躍され、引退後は競技スポーツのど真ん中からスポーツの素晴らしさだけでなく、スポーツ界の体質にも言及した先生の発信は、学生の心にも響くメッセージだったようです。

 最後は、改善すべき点は多々あるけれど、でもスポーツって素晴らしいよねというメッセージを込めて、先生がとても好きだとおっしゃった動画で締め括られました。その動画にはメディアで取り上げられるスーパースターは1人も出てきませんが、先生のスポーツへの想いを感じる映像でした。

 山口先生、貴重なお話をありがとうございました。



2024年4月5日金曜日

「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」のご紹介

 今回は、全学共通教育センターが開講する2024年度の「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」という授業を紹介します。

 なお、前回の記事で紹介した「教養入門」と「教養ゼミ」は、1年次のみしか履修できせんが、今回紹介する「総合教育ワークショップ」と「英語で学ぶ教養」は、1年次だけでなく、2年次以降も履修できます。

「総合教育ワークショップ」
 様々な教養系の分野について、双方向的な授業形式で学ぶ、定員が20~40名の科目です。半期科目で、同一年度に1科目だけ履修できます。授業形式・内容とも多様なものを用意しています。2024年度に開講される総合教育ワークショップの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。


「英語で学ぶ教養」
 英語を使って教養系の諸分野の内容をゼミ形式で学ぶ、定員15名の半期科目です。2024年度に開講される英語で学ぶ教養の授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。


 なお、上記は、4月5日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2024年3月30日土曜日

「教養入門」と「教養ゼミ」のご紹介

  前回の記事で、全学共通教育センターが開講する「特別授業」を紹介しました。今回は、全学共通教育センターが開講する2024年度の「教養入門」と「教養ゼミ」の紹介をします。なお、今回紹介する科目は、1年次のみ履修できる、大学4年間の学びの入門となる授業です。

「教養入門」

 「教養入門」は、1年次の1期に開講される、3名の教員が交代で担当するリレー講義形式の授業です。この講義では、いま求められている「教養」の意味について、各教員の問題関心や専門領域を切り口として論じるものです。以下は、2024年度に開講される教養入門のシラバスへのリンクです。

 ・教養入門(水1)
 ・教養入門(水2)

  
「教養ゼミ」
 「教養ゼミ」は、1年次の2期に開講される演習形式(ゼミ形式)の少人数授業です(定員15名)。教員それぞれの専門分野を活かした内容で「読み・書き・プレゼンテーション」の基礎的な力を高め、2年次以上のゼミ学習の入門としています。2024年度に開講される教養ゼミの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。


 なお、上記は、3月30日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。





2024年3月26日火曜日

2024年度「特別授業」のご紹介

  新年度の授業履修登録の時期が近づいてきました。今回は全学共通教育センターが開講する「特別授業」をご紹介したいと思います。

 「特別授業」とは、「卒業要件表」には載っていない、通常のカリキュラムとは別の授業のことで、「特別講義(特別企画講義)」と「特別語学」の二種類あります。特別授業は、今学んでほしいホットな内容を扱いたい場合などに、期限付きで開講するものです。

 2024年度、全学共通教育センターでは以下の「特別講義」を開講します(科目名をクリックするとシラバスを読むことができます)。

「特別語学」とは、2~3年の期限付きで開講される語学の授業です。東京経済大学では、毎年開講される常設の語学科目として「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」、「スペイン語」、「イタリア語」、「中国語」、「朝鮮・韓国語」、「日本手話」を用意しています。これら常設の語学科目とは別に、2024年度は、下記の3つの特別語学科目を開講します。語学科目では、言語そのものだけでなく、その言語に関連する文化や歴史、社会などについても学びます。

 以上、全学教育共通センターが提供する特別授業の紹介でした。各学部の専門科目にも特別授業があります。特別授業は、今、学んでほしい科目ですので、履修の候補として検討してもらえればと思います。

 なお、上記は3月26日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。

2024年2月8日木曜日

2023年度「総合教育研究発表会」レポート

 2月2日(金曜日)、2023年度の「総合教育研究」の発表会が開かれました。東経大では語学・体育・教養科目等を担当する全学共通教育センター所属の全教員が、各自のゼミ(総合教育演習)を開講しています。そこで学んだ学生のみなさんが、自身の興味をさらに発展させたい場合、卒業研究/制作にあたる「総合教育研究」を選択できます。この発表会は、その「研究」をまとめて1月に提出された論文や制作の成果について、お披露目する機会として、センター例年の公式行事になっています。

 当日は寒さが身にしみる曇り空の一日でしたが、阿部先生竹内先生のご指導を受けた以下の学生から、いずれも熱のこもった発表をいただきました。

発表(1)現代法学部4年生「JavaScriptによるターン制弾幕シューティングの開発」〔阿部ゼミ

発表(2)経営学部4年生「子産数が少ないホッキョクグマとパンダの個体数の推移」〔竹内ゼミ〕

 お一人目の発表は、ゲーム制作を通じてプログラミングの実習をしている数学の阿部先生のゼミでの研鑚の成果でした。「弾幕シューティング」はテレビゲームの世界では古典といってよいものですが、今回はそれを、ターン制にしてみたというオリジナリティにあふれたものでした。日誌形式の制作記録をブログ上で公開し、苦労や“売り”のアイデアを深めていく過程の詳細な記録も、卒業制作の一環として回覧されました。フロアの学生に、このゲームを実際に操作してもらう「実演」の機会も設けられました。

 お二人目の発表は、熊が世界的な開発や気候変動の影響をどのように受けているのかについて、統計学の竹内先生のゼミで進めたデータ収集と分析にもとづく成果でした。熊のなかでも棲息範囲が比較的狭い北極圏のホッキョクグマと中国のパンダを対象にして、それぞれの個体数の増加が有意なものか、統計的な処理によって分析しています。併せて、個体数の増加に果たした政府の政策の意義について、各国政府が保護に投下した費用との相関や有効性についても検討されました。

 例年、1人あたりの発表時間は質疑応答を含めて30分と設定されていますが、制作秘話やデータ収集の苦労、数値の意味するところの難しさなど、すぐに時間がオーバーする質疑の弾みようでした。

 今回は偶然、両報告とも理系的な学習をふまえた制作・論文の内容発表でした。もっとも、両報告を聞いてみると、いわゆる文系・理系の区別自体が、私のようなオジサンの古くさい二分法だと気づかされます。ゲーム制作はキャラクターデザインや音楽など、アートのセンスとその総合性が欠かせません。統計分析の動機にも、気候変動に直面する動物の権利をめぐる問題や対策の意義如何が念頭にあるわけですから、データサイエンスに求められるモラルサイエンスの側面といったものがうかがえます。いずれの報告からも、将来を担う世代が文理融合的な知のセンスを自分のものとして育っていることを、ひしひしと感じました。

 こうした研究に打ち込めるのも、文理にわたる幅広い分野の教員たちが開講している総合教育演習/研究の多様性のゆえだと言えるでしょう。そのような学びの魅力は、次年度の卒業研究の参考のためにと会場に来ていた3年生の方にも、質疑を通じてしっかり伝わったようです。質疑のなかでも、発表者から、就職活動の面接の際、卒業研究で取り組んだことをしっかりアピールできたことも話題になりました。

 発表された学生の皆さん、お疲れ様でした。今回の研鑚と成果に自信をもって、今後の人生を歩んでください。以上、「日本史Ⅱ」他担当の戸邉秀明がレポートいたしました。


・関連リンク


2023年12月22日金曜日

カレイラゼミ×英語アドバンストプログラムの地域貢献活動「英語で遊ぼう!」

  2023年12月18日(月)、東経大の学生が、英語による地域貢献活動「英語で遊ぼう!」を行いました。この活動ではカレイラゼミの学生と英語アドバンストプログラム生の希望者合計18名が学生ボランティアとして参加し、地域の子どもたちに英語で日本の遊びを紹介しました。


 今回の遊びは、かるた、はねつき、おりがみ、すごろく、お茶です。エリック・シワック先生も参加して遊び方を英語で紹介しました。学生ボランティアは、事前に練習した成果を発揮して「Fold the paper into half(紙を半分に折って)」「Rotate the chawan clockwise(茶碗を時計回りにまわして)」などと英語で説明を行いました。子どもが上手にできると「Good job!」「Great!」という声が飛び交い、にぎやかな会になりました。子どもたちは学生ボランティアのお兄さんお姉さんがすっかり気に入った様子でした。


 英語アドバンストプログラムでは、学生に実践の機会を提供するために、これからも英語を用いた活動や海外との交流活動を行っていきたいと思います。この記事は英語アドバンストプログラム担当の小田登志子が執筆しました。

■「英語で遊ぼう!」の取り組みは、2023年度地域連携センター国分寺周辺地域活動による助成を受けて行われました。

<関連記事・リンク>

2023年12月11日月曜日

2023年度「総合教育演習ゼミ報告会」レポート

  12月9日(土)に、全学共通教育センターに所属する教員が担当する「総合教育演習」のゼミ報告会が開催されました。今年度は、8ゼミが参加し、報告数は17件にのぼりました。当日は、経済学部・経営学部の「演習」のゼミ研究報告会も併せて開催されました。


 総合教育演習のゼミのテーマは、人文学・社会科学・自然科学などなど非常に幅広く、そのため、報告会の発表は、内容・スタイル共に各ゼミの個性を反映した、多彩なものとなりました。2教室に分かれての発表となりましたが、最後には参加者が一堂に会する終了式も行いました。終了式では、発表の振り返り、参加者の学生さんたちから参加した感想をコメントをしてもらいました。

 ゼミ報告会で、自らが学んだことの成果を発表すること、そして他のゼミの発表を見て、質疑応答に参加することは、自分たちのゼミ活動を振り返ることにつながります。この経験を今後に活かしていってほしいと考えます。「自然の構造」他担当の榎基宏が記しました。


*参考記事

2023年8月4日金曜日

プロテニスプレーヤー今井慎太郎選手のゲスト講義:7月13日スポーツの科学a、遠藤愛ゼミ

 スポーツの科学a、総合教育演習「スポーツコーチング」担当の遠藤愛です。

 7月13日(木)の授業では、現役プロテニスプレーヤーの今井慎太郎氏をお招きして、小学生時代から大学時代を経てプロ選手になるまでの過程や、プロ選手としての生活やトレーニングについて話していただきました。今井選手は、2022年の全日本選手権男子シングルスで優勝した全日本チャンピオンであり、通常であれば世界ツアーの転戦でお忙しいところですが、今年は足首の手術を受けてリハビリ中のため講義をお願いしたところ、ご快諾いただきました。

 プロテニスプレーヤーの多くは、高校卒業後にプロ転向する選手が多い中、今井選手は早稲田大学時代に学生チャンピオンとなり、大学卒業を機にプロ選手としての活動を開始しました。大学選択に向けての決断や大学時代にどのように競技に打ち込んだのか、競技を通して得た仲間のこと、プロ転向直後は、収入も安定せず、経済的な不安を抱えながら世界を転戦していたこと、昨年、念願の全日本チャンピオンとなり、目標であるグランドスラム出場を目指してリハビリに励んでいることなど、世界ツアーを転戦する様子やプロ選手としての日常など、話題は多岐に渡りました。

 学生たちからは、

・プレッシャーとの向き合い方
・一つのことにそこまで打ち込める要因は何か
・将来への不安や焦りはあるか、どのように向き合っているのか
・調子が悪い時にどのように対応するのか
・どのようなトレーニングをしているのか
・どのように身体のケアをしているのか
・一番印象に残った試合は何か
・リフレッシュする方法は何か

 など、30件近くの質問が寄せられ、その一つ一つに丁寧に答えていただきました。また、「プロスポーツ選手といえば、とても華やかな世界を想像していたが、現実はとても厳しい」、「一つのことに徹底的に打ち込めることを尊敬します」、「今、自分も自分が好きなことをやらせてもらえる環境にいるので、この環境を大切にしようと思います」、「今井さんが話してくれた通り、学生時代の仲間との繋がりや生活はかけがえのないものだから、今を大切にするというのは大事だなと改めて考えました」などの感想もありました。大学を経てプロになり、今、まさにプロとして戦っている今井選手のメッセージは、学生たちにも強く響いたようです。やはり、実際に活動している選手の言葉の威力は違います。まずは、リハビリ中にもかかわらず本学までいらしてくださった今井選手に感謝申し上げるとともに、選手自身の目標であるグランドスラムへの出場を果たしていただきたい、授業を聞いた学生たちとともに応援しています。


今井慎太郎氏と遠藤ゼミの学生さんたち

参考記事へのリンク
  (全日本選手権 大会記事)