自然の構造と科学論担当の榎です。 1月10日(金)に学習センターにて、今年度2回目の「TKUサイエンスカフェ」が開催されました。
今回は、慶應義塾大学の松浦壮さんが「宇宙は何からできている?」というタイトルでお話しされました。人類は、昔から、この宇宙を作っている根源的な素は何か?その根源的な素が従っているルール(法則)はどのようなものなのか?を考えており、歴史が進むにつれ、より根源的な素やルールを発見していきました。松浦さんは、この歴史を踏まえて、これまでに明らかになったことについて例え話を交えながら分かりやすく解説された後に、現在、最も根源的な素とルールの有力候補である超弦理論について説明されました。高度で深みがある内容でしたが、笑いもある、楽しいお話でもありました。15名近くの学生・教員が参加し、途中でも、様々な質疑応答がなされました。さらに、終了後も残った学生を交えて、色々と語り合うことができました。
サイエンスカフェは、最先端の科学について、ケーキやコーヒーを楽しみながら、気楽に学ぶことができる場で、様々な所で開かれています。例えば、「サイエンスカフェ案内」http://scienceportal.jp/scicafe/ などに情報が出ています。皆さんもぜひ参加してみて下さい。