2017年10月15日日曜日

大久保奈弥先生のサンゴの研究

 「生命の科学」ほか担当でサンゴの研究をしている大久保奈弥先生が、公益社団法人日本動物学会から国際誌「Zoological Science」 の特に優れた論文の著者に授与される「Zoological Science Award」を受賞しました。さらに、その賞を得た研究者に贈られる「藤井賞」も受賞しました(大学ニュースにも掲載されています)。

 大久保先生より
 「学生時代に臨海実習でお世話になった岡良隆先生(日本動物学会会長)から授賞式で賞状を貰ったことは、とても感慨深かったです」
 という受賞のコメントを頂いております。

 受賞された論文の解説記事が、水産無脊椎動物研究所の「うみうし通信No.91」 に、
 「イシサンゴ目における2つの新亜目の提唱 ~発生様式はサンゴの分類形質になりうるか~」
 というタイトルで掲載されています。この解説記事は、大久保先生のホームページで公開されていますので、ぜひご覧ください。

フトトゲサンゴの赤ちゃん
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2017年10月5日木曜日

コトパティオで秋祭り

フランス語と倫理学担当の相澤伸依です。今回は、私も運営に関わっているグローバル・ラウンジ「コトパティオ」の活動を紹介します。

昨日はちょうど中秋の名月でした。アジア各地に、満月の時期に合わせて秋の収穫を祝うお祭り文化が存在しています。コトパティオの活動目的の一つは、言葉や体験を通じて異文化を知ることです。 そこで、今日はラウンジ内で、アジア各地のお祭りや秋の習慣を知る "Mid-Autumn Festival" を開催しました。

ラウンジには「月餅」が用意されました。
学内に貼られたイベントポスター。










まずはラウンジのスタッフであるジェイソンが、母国アメリカの秋の収穫祭の様子を説明してくれました。続いて、日本人の学生スタッフKさんが、日本のお月見についてプレゼンしました。月見だんごを食べることや月のうさぎの話を紹介。続いて、ネパールのお祭りの様子、ヴェトナムのお祭りの様子を留学生が報告してくれました。同じ秋の収穫祭であっても、食べるお菓子が少しづつ違ったり、国によってはお祝いの時のコスチュームがあったりと、私も初めて知ることばかりでした。

学生スタッフKさんの発表。
ヴェトナムからの留学生Mさんの発表。

普段は、英語、中国語、韓国語のネイティブスタッフとのフリートークができる場所として多くの学生が集まるコトパティオ。時にはこうしたイベントを通じて、外国の文化に触れる機会を提供していきたいとスタッフ一同考えています。

ラウンジの日々の様子やイベントの情報は、こちら(コトパティオのツイッター)をチェックしてみてください!

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