2014年1月27日月曜日

日本の最先端のスポーツ科学を見学してきました!&スポーツ大会 2014/1/9 & 16

 遠藤准教授担当のスポーツ関連ゼミでは,今年度の締めくくりとして国立科学センター(JISS) の見学と武蔵村山キャンパスでのスポーツ大会(ソフトボール,テニス)を行いました. 

 まず,201419日には,JISSの鈴木先任研究員のご厚意で,日本の最先端のスポーツ科学を駆使した施設を見学しました.今回の見学では,シンクロナイズドスイミングをプールの下から視察したり,男女全ての種目が一斉に練習できる体操競技場,低酸素状態にできる宿泊施設,最近オープンしたばかりのハイパフォーマンスジムなどを見学しました.このハイパフォーマンスジムは,既製のトレーニング器具ではなく,選手自身が3次元,2次元,あるいは5秒遅延した映像システムを利用して自らの動きを確認しながら行うトレーニングや,自らの創造力,想像力を活用したトレーニングができる施設です.学生&教員はトランポリンに挑戦しましたが,あんなに難しい競技だとは知りませんでした.この他にも,ロンドンオリンピックの金メダリストとすれ違いながら(ちょっとミーハー?),選手たちの栄養管理の具体的なシステムを見たり(予約をすれば食べられるそうです),日本代表を目指すジュニア選手の練習を少しだけ覗いたり(通常,トレーニングの様子は見学できません.もちろん了解を得てみせていただきました),3時間を超える見学となりました.鈴木さん,本当にありがとうございました.実際に学生自身の目で見て,少しでも体験して,トップスポーツの緊張感を体感できたことは,大きな刺激になったようです.



 そして翌週の16日には,さすがにスポーツ関係のゼミだけあってスポーツ大好きな学生が武蔵村山キャンパスに集合し,ソフトボールとテニスを行いました.上手下手はありますがスポーツを楽しむことを知っている仲間とのプレーはやっぱり面白いですよね.来年度もスポーツをテーマとして頭,心,体を使って学びながら,多くのことを吸収してほしいと感じています.

2014年1月20日月曜日

TKUサイエンスカフェ(1月10日)「宇宙は何から出来ている?」

自然の構造と科学論担当の榎です。 110日(金)に学習センターにて、今年度2回目の「TKUサイエンスカフェ」が開催されました。



 今回は、慶應義塾大学の松浦壮さんが「宇宙は何からできている?」というタイトルでお話しされました。人類は、昔から、この宇宙を作っている根源的な素は何か?その根源的な素が従っているルール(法則)はどのようなものなのか?を考えており、歴史が進むにつれ、より根源的な素やルールを発見していきました。松浦さんは、この歴史を踏まえて、これまでに明らかになったことについて例え話を交えながら分かりやすく解説された後に、現在、最も根源的な素とルールの有力候補である超弦理論について説明されました。高度で深みがある内容でしたが、笑いもある、楽しいお話でもありました。15名近くの学生・教員が参加し、途中でも、様々な質疑応答がなされました。さらに、終了後も残った学生を交えて、色々と語り合うことができました。


サイエンスカフェは、最先端の科学について、ケーキやコーヒーを楽しみながら、気楽に学ぶことができる場で、様々な所で開かれています。例えば、「サイエンスカフェ案内」http://scienceportal.jp/scicafe/ などに情報が出ています。皆さんもぜひ参加してみて下さい。







2014年1月10日金曜日

TKUサイエンスカフェ開催のお知らせ(2014年1月10日)

センター所属の理科教員が共同で取り組んでいる「TKUサイエンスシリーズ」(学内GP採択事業)の一環として、来る1月10日に下記の要領でサイエンスカフェを開催します。

日時 1月10日(金曜日)4時限(14:40〜16:10)
場所 学習センター講座スペース(6号館2階)
講師 松浦 壮氏 (慶応義塾大学 商学部)
演題 「宇宙は何から出来ている?」

概要:「宇宙」と聞いたとき、皆さん何を想像されるでしょう?

星空を思い浮かべたり、逆にミクロな世界を考えたり、ひょっとすると、「宇宙はいつ始まって、どこまで続いているのか?」なんて壮大なことを考えるかも知れません。
実は、宇宙は「どのくらいの大きさ(スケール)で見るか」によって大きくその姿を変えます。今回は、色々なスケールから見える宇宙の姿をお話ししながら、時間・空間・物質のそれぞれが密接に関係し合って宇宙を形作っている様子をご紹介します。
そして、「宇宙」への最新のアプローチに関する話題を交えつつ、我々が住むこの宇宙とは一体何者なのか、一緒に考えていきましょう。

多くの方の、参加をお待ちしております。飛び入り参加もOKですが、できれば事前に、学習センターで参加申し込みをして下さい。*本行事は本学学生を中心とした、学内者を対象に開催します。


※サイエンスカフェは、コーヒーとお菓子を楽しみながら、先端的な研究者の話を聞き、自由に語り合える場です。

2014年1月2日木曜日

関昭典ゼミ ベトナム研修の感想(1)

関昭典ゼミの学生によるベトナム研修の報告です。第一回はコミュニケーション学部3年渡辺佑樹君です。 

Seminar trip in Vietnam

関ゼミの研修で9/4~17日にかけてベトナムで海外ゼミ研修をしてきました。ベトナムといえば、バイクと思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?私もそのことは知っていたのですが、実際に現地で見る光景に驚いてしまいました。 

こんなにバイクの数が多いとは思いませんでした。みなさんはこの光景を予想できましたか?
話が少しそれましたが、研修中は、現地の大学生とともにプログラムに基づいて行動しました。具体的にどのようなことをしたのかというと、数が多いためいくつか紹介したいと思います。
・プレゼンによる各々の国の紹介
・スポーツ交流 ・異文化交流(写真a)
 ・1日ホームステイ ・ベトナムの大学生と共に現地の小学生、高校生との交流(写真b)
 など内容は盛りだくさんでした。  

写真a
 写真aは、異文化交流をした際に撮ったものです。ここでは、日本の学生、ベトナムの学生が各々の「食」、「衣装」、「遊び」を紹介しました。写真でおわかりのように、私はベトナムの衣装を着させていただきました。ベトナムの着物は日本の着物に比べて装飾が派手という印象を受けました。ベトナムの学生にもセーラー服や浴衣を着てもらったりして大変好評でした。実際にベトナムの衣装を着る、食べるなどの体験をすることで、ただ見聞して得た知識に肉付けをすることができ、ベトナムの文化をいくらか理解することができました。  

写真b
 写真bは、現地の子どもにハチに刺された時の対処法を教えているものです。ベトナムの学生と私たちゼミ生でグループを作り、各々のテーマを設定して子どもたちに学習させました。私たちのグループは「健康」がテーマということで、けがをした時の対処法をシチュエーション別に分けて紹介しました。もちろん、子どもは英語がわからないのでベトナムの学生がベトナム語で私たちが使う英語を翻訳する、私たちはジェスチャーを使うことで子供たちとコミュニケーションを図りました。そのかいもあって子どもたちは真剣に聞いてくれていたし、時には笑顔を見せる、楽しんでくれている様子がうかがえてとてもうれしかったです。言葉が通じずともこちらの意思は伝える方法は少なからずあるのだということをここで学びました。

このように、今回の研修で私はベトナムで多くの経験をしました。2週間の間ずっとベトナムの学生と共に行動をすることで、ベトナム人について深く知ることができました。ベトナム人はとにかく優しい。例えば、私の英語が不得手でうまく自分の考えを話せなかったのですが私が話すことに彼、彼女らは嫌な顔一つせず、真剣に聞いてくれました。私がホームステイした際にはベトナムの元旦にしか食べられないような食事を出してくれるなど相当歓迎してくれた上にホームステイ先のおじさんには「また来いよ、歓迎するから」とも言われました。私はベトナムの人たちはなんて優しいのかと感動しました。また、ベトナムの学生はとても勤勉でした。博物館に行った際には、自らベトナムの歴史について教えてくれたし、写真bの子供たちにレクチャーする際にはどうやったら上手く伝えられるか夜通し話し合いました。

 私は海外に今まで何度か行ったことがあるのですが、単なる観光旅行で現地の人々と深く交流することはあまりなく、また自分がしたいことをするだけなので「楽しい」という思いしか残りませんでした。その点、今回のゼミ研修では現地の学生と寝食を共にすることで、先にも述べたようにベトナム人のことをよく理解できました。また、日本のことを紹介するためにダンスや歌を練習したり、プレゼンの準備を夜通し行うなど苦しい時もありましたが、成し遂げた際には充実感でいっぱいでした。 今回、ゼミ研修に参加してかけがえのない経験、一生の友人ができました。感謝しています。

 I miss all Vietnamese!!!


2014年1月1日水曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

全学共通教育センターでは、今年も正課、課外ともに多様なコンテンツを提供できるように、教育・研究活動に努める所存でおります。

何卒ご支援賜りますようお願い致します。

夜明け@三浦半島サイエンスツアー