2014年1月2日木曜日

関昭典ゼミ ベトナム研修の感想(1)

関昭典ゼミの学生によるベトナム研修の報告です。第一回はコミュニケーション学部3年渡辺佑樹君です。 

Seminar trip in Vietnam

関ゼミの研修で9/4~17日にかけてベトナムで海外ゼミ研修をしてきました。ベトナムといえば、バイクと思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?私もそのことは知っていたのですが、実際に現地で見る光景に驚いてしまいました。 

こんなにバイクの数が多いとは思いませんでした。みなさんはこの光景を予想できましたか?
話が少しそれましたが、研修中は、現地の大学生とともにプログラムに基づいて行動しました。具体的にどのようなことをしたのかというと、数が多いためいくつか紹介したいと思います。
・プレゼンによる各々の国の紹介
・スポーツ交流 ・異文化交流(写真a)
 ・1日ホームステイ ・ベトナムの大学生と共に現地の小学生、高校生との交流(写真b)
 など内容は盛りだくさんでした。  

写真a
 写真aは、異文化交流をした際に撮ったものです。ここでは、日本の学生、ベトナムの学生が各々の「食」、「衣装」、「遊び」を紹介しました。写真でおわかりのように、私はベトナムの衣装を着させていただきました。ベトナムの着物は日本の着物に比べて装飾が派手という印象を受けました。ベトナムの学生にもセーラー服や浴衣を着てもらったりして大変好評でした。実際にベトナムの衣装を着る、食べるなどの体験をすることで、ただ見聞して得た知識に肉付けをすることができ、ベトナムの文化をいくらか理解することができました。  

写真b
 写真bは、現地の子どもにハチに刺された時の対処法を教えているものです。ベトナムの学生と私たちゼミ生でグループを作り、各々のテーマを設定して子どもたちに学習させました。私たちのグループは「健康」がテーマということで、けがをした時の対処法をシチュエーション別に分けて紹介しました。もちろん、子どもは英語がわからないのでベトナムの学生がベトナム語で私たちが使う英語を翻訳する、私たちはジェスチャーを使うことで子供たちとコミュニケーションを図りました。そのかいもあって子どもたちは真剣に聞いてくれていたし、時には笑顔を見せる、楽しんでくれている様子がうかがえてとてもうれしかったです。言葉が通じずともこちらの意思は伝える方法は少なからずあるのだということをここで学びました。

このように、今回の研修で私はベトナムで多くの経験をしました。2週間の間ずっとベトナムの学生と共に行動をすることで、ベトナム人について深く知ることができました。ベトナム人はとにかく優しい。例えば、私の英語が不得手でうまく自分の考えを話せなかったのですが私が話すことに彼、彼女らは嫌な顔一つせず、真剣に聞いてくれました。私がホームステイした際にはベトナムの元旦にしか食べられないような食事を出してくれるなど相当歓迎してくれた上にホームステイ先のおじさんには「また来いよ、歓迎するから」とも言われました。私はベトナムの人たちはなんて優しいのかと感動しました。また、ベトナムの学生はとても勤勉でした。博物館に行った際には、自らベトナムの歴史について教えてくれたし、写真bの子供たちにレクチャーする際にはどうやったら上手く伝えられるか夜通し話し合いました。

 私は海外に今まで何度か行ったことがあるのですが、単なる観光旅行で現地の人々と深く交流することはあまりなく、また自分がしたいことをするだけなので「楽しい」という思いしか残りませんでした。その点、今回のゼミ研修では現地の学生と寝食を共にすることで、先にも述べたようにベトナム人のことをよく理解できました。また、日本のことを紹介するためにダンスや歌を練習したり、プレゼンの準備を夜通し行うなど苦しい時もありましたが、成し遂げた際には充実感でいっぱいでした。 今回、ゼミ研修に参加してかけがえのない経験、一生の友人ができました。感謝しています。

 I miss all Vietnamese!!!