自然の構造ほか担当の榎基宏です。12月20日(金)に、学習センターにて開かれたTKUサイエンスカフェの報告です。今回の講師は、立正大学地球環境科学部地理学科の宇津川喬子さんで、「砂の”声”を聞く」というタイトルでお話しされ、20名近くの方が参加しました。
講師の宇津川さんは、今年度より、本学で自然地理学の講師を勤めておられます。今回のサイエンスカフェのテーマは、宇津川さんの専門である「砂」でした。「砂」がどのように生まれ、どのように運ばれたのか、を研究することで、どういうことが分かるのかについての科学的な解説をした上で、現代の日本が抱えている「砂」が係わる社会的問題についてお話しくださいました。
サイエンスカフェは、お菓子を食べ、お茶を飲みながら、最先端の科学研究を気楽に学ぶ場です。本学では、2011年度から、「TKUサイエンスカフェ」と銘打ったサイエンスカフェを開催しています。
参考)これまでのTKUサイエンスカフェのレポート(2017年度以降)
2017年度第1回「映像世界と身体感覚」
2017年度第2回「時間とは何だろう」
2018年度 「静電気と放電」