夏の公園。平日でも 夕方からピクニックする人多数。 |
逆に、日が短くなると、それは秋の訪れを意味します。20時頃に暗くなった空を見て、夏の終わりを実感するのです。ちょうど今がそんな時期に当たります。
パリには、歴史ある オペラ・ガルニエと 近代的なオペラ・バスチーユ があります。こちらはガルエ。 |
秋の夜長という言葉がぴったりなこの時期、フランスの人々の楽しみの一つは劇場に通うこと。夏の間お休みしていたオペラやバレエ公演のシーズンが開幕するので、長い夜に劇を満喫して過ごすわけです。私もバレエが好きで、オペラ座にわくわくしながら出かけています。
フランス語を学ぶ学生のみなさんには、このようなフランスの暮らしぶりを知って、できれば旅行や留学などで体感してもらいたいなあと思っています。言葉は、机の上で学ぶだけでなく、使ってこそ価値あるもの。フランス語話者の文化を知ること、体験することはコミュニケーションを容易にしてくれます。
オペラ座内部のサロン。 開演前にミニコンサートをやっていることも。 |
ガルニエの舞台。 この日は、現代バレエを見ました。 |
私のフランス語の授業では、教科書で文法を学ぶだけでなく、文献や映画鑑賞を通して、フランスの文化、社会についての知識も深めます。語学は語学じゃない!がフランス語教員としての私のモットー。二年間のフランス生活で私が体験したこと、実感したことを、授業でみなさんに伝えることを楽しみにするこの頃です。
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