今回は、全学共通教育センターが開講する2025年度の「教養入門」と「教養ゼミ」、および、特別講義「リベラルアーツへの招待」の紹介をします。これらの科目は、1年次のみ履修できる、大学4年間の学びの入門となる授業です。
「教養入門」は、1年次の1期に開講される、3名の教員が交代で担当するリレー講義形式の授業です。この講義では、いま求められている「教養」の意味について、各教員の問題関心や専門領域を切り口として論じるものです。以下は、2025年度のシラバスへのリンクです。
・教養入門
「教養ゼミ」は、1年次の2期に開講される演習形式(ゼミ形式)の少人数授業です(定員15名)。教員それぞれの専門分野を活かした内容で「読み・書き・プレゼンテーション」の基礎的な力を高め、2年次以上のゼミ学習の入門としています。2025年度に開講される教養ゼミの授業表題は以下の通りです(表題をクリックするとシラバスを読むことができます)。
・「哲学」入門ゼミ ―― 哲学・倫理学へのイントロダクション
・夏目漱石の『坊っちゃん』を精読する。
・本と映画で学ぶジェンダー ――働くことと家事労働、ルッキズム
・自分の興味関心のあるテーマを見つけ、調べる、そして議論する
・エンパシーを考える
・「教育の原点への読書」
・青年期と旅 ー人生における青年期の旅の意味を探究するー
・辺境からみる「開発」「民族」「共生」
「リベラルアーツへの招待」は、1年次の2期に開講される、動画等を活用した遠隔方式授業です。この授業の目的は、大学に入学したばかりの1年生に、大学で探求することができる知識の多様性と幅広さを実感してもらうとともに、学ぶことの楽しさ、研究の意義を伝えることです。人文学・社会科学・自然科学などの多様な分野について、毎回異なる教員が交代で講義を行います。以下は、2025年度のシラバスへのリンクです。
なお、上記は、3月31日現在の情報です。今後、変更になることもありますので、ご注意ください。