付箋がたくさん貼られた課題本 |
今回の課題図書は、辻村みよ子『代理母問題を考える』(岩波ジュニア新書、2012年)。参加学生三人は、しっかり読み込んできてくれていました。最初に生殖補助医療に関する細かな事柄を、確認がてら、私がレクチャー。前提知識を共有したところで、本題に入りました。
授業のように板書してみました。 |
会場は図書館二階グループ学習室 |
一段落したところで、本書の「リプロダクティヴ・ライツ」の議論に関連する二つ目の問い「生まない権利についてどう考えるか?」について話し合いました。なかなか他者と語ることのないテーマなので、学生は、互いの考え方の違いを新鮮に受け止めた様子でした。
少人数ながら、本日も盛り上がり、あっという間の一時間半でした。今回初めて参加してくれた学生は、「さらーっと読んでいたけれど、いざ意見を問われてみると、実は自分なりにいろいろ考えていたことに気付けた」「意外と面白かった」との感想を寄せてくれました。
参加者からリクエストが出たので、7月中に第六回読書会を開催しようかと考えています。詳細が決まったら、またアナウンスしたいと思います。私自身が一番楽しみ!です、たぶん。