倫理学とフランス語担当の相澤です。
去る5/30の午後、図書館主催の選書ツアーに参加しました。選書ツアーとは、(1) 参加者に、書店を巡って読みたい本を選んでもらい、大学が購入、(2) 各参加者は自分が選んだ本を読み、読了後た紹介文(POP)を執筆、(3) 本とPOPを並べた本棚を大学図書館に作る、という一連のイベントのことです。学生自身が書棚を作ることにより、図書館利用の促進をはかるものです。
昨年に引き続き(昨年の様子)、紀伊國屋新宿本店で開催させていただきました。参加者は、学生5名、職員1名、教員2名(コミュニケーション学部の川浦先生と私)の計8名です。
本店ビルは、今年で 築50年の歴史ある建物。 |
サイン会などで使われる 会議室をお借りしました。 |
各自、会議室でかごを受け取り、店内へ。書棚を眺めながら、気になる本を探します。店舗なので、本を実際に手に取りながら選べるのが面白い。
迷いながら手に取るところ? |
たくさんの本を前に悩み中。 |
1時間ほど店内をめぐり、気になった本を3冊選んできた参加者たち。続いて、紀伊國屋書店のスタッフからPOP作りのレクチャーを受けました。書店のPOPの目標は本を売ること。売るためには、まず存在に気付いてもらうことが必要です。そのため、POP作りでは、人の目を引くこと、そしてコンパクトにどんな本かを伝えることが重要になるとのお話に深くうなずく一同。では実際にどんな工夫をしているのかを、POP実物を使って、教えていただきました。
コミック売り場の方が先生。 真剣にお話を聴く。 |
POPの実物たち。 試行錯誤の様子がうかがえます。 |
最後に、自分がどんな本を選んだのかをプレゼンしてもらいました。選ぶ本には、その人の個性が出ます。みんな興味津々で耳を傾けました。私も、学生さんが選んだ本を見ながら、「そんな本があったのかあ」と新鮮な気持ちで話を聴きました。
本について話す・聴くのは楽しい! |
川浦先生もプレゼン。 |
最後にみんなで記念撮影。参加者が選んだ本は、7月半ばをめどに図書館内で展示、貸し出し始める予定です。今日のレクチャーを参考に、参加者の力の入ったPOPが揃うはず。みなさま、本棚の完成をどうぞお楽しみに!
たっぷり二時間、お疲れさまでした。 |