「地球の科学」ほか担当の新正です。
さる2月9日に全学共通教育センター、経営学部、職員研修委員会共催で教職協働FD・SDミーティングを開催しました。
ICT活用の取り組み事例、図書館活用の取り組み事例と2部構成でおよそ2時間にわたり、報告と質疑応答が行われ、延べ31名の教職員が参加しました。
第1部では、まず新正が大規模講義で反転授業を試行してみた実例報告を行いました。動画配信が簡単にできるようになって、様々な試みができるようになったが、授業への活用には、もう一工夫という実感を報告しました。
引き続き情報システム課の和泉さんより、本学で利用できる授業でのICT活用支援について、具体的かつ詳細にご紹介をいただきました。
休憩を挟んで第2部では、まず経営学部の加藤先生が初年次ゼミでの図書館活用に関して、レポート課題と絡めた動機付けについて話されました。学生の現状分析から具体的な指導方法にまで話は及びました。
引き続き経営学部・全学共通教育センターの相澤先生より、複数の授業での読書指導実践例が紹介されました。大きい講義科目、少人数のゼミ及びフランス語で、それぞれの受講生、授業形態に応じた読書課題について詳細に述べられ、学生の反応について報告されました。
最後に図書課の小川さんより図書館の利用指導について紹介があり、レポート作成支援を来年度より再開される予定であること、授業でのガイダンス対応などについて説明いただきました。
事務部署が持つ資源と授業がうまく連携することで、図書館をはじめとする様々な施設・設備が有効に活用され、またそれが授業内容の向上に繋がるであろうということが、改めて実感されました。
今回のミーティングの場所は、新しい図書館4階のプレゼンテーションルームを使用しました。AV設備も整っていて30名くらいまでの集まりにはとても便利で、今後広く活用されるものと思います。
ご多忙のところ多数お集まりいただいた教職員のみなさま、報告者のみなさまおよび、準備に携わってくださった方々に厚く御礼申し上げます。