国立天文台三鷹キャンパスは、通常、「常時公開」されており、一部施設の見学ができます。さらに、月に2回、望遠鏡で天体を見る「定例観望会」が開かれています。これらとは別に、年に一回、特別公開日である「三鷹・星と宇宙の日」があります。この日には、常時公開では見学できない施設も公開され、研究部署ごとの研究の解説展示や、講演会、天体観望会などが行われます。
天文ゼミでは、例年、特別公開日に見学に行っています。2年生の時から3年連続で参加した4年生のゼミ生さんもいます。今年も、太陽塔望遠鏡や重力波アンテナTAMA300などの様々な施設を見学し、銀河探しゲームや中華鍋を使っての宇宙から来る衛星放送電波の受信などに挑戦したり、サイエンスカフェに参加したりしました。
左:電波望遠の前で 右:太陽塔望遠鏡の内部 |
銀河探しゲーム挑戦中 |
今回参加された学生さんの感想の一部を以下に掲載します。
- 古い歴史的な天文学の技術から、最先端の宇宙研究の話題まで幅広く学べていい機会だった。
- 中華鍋での衛星放送の受信は、思ったより早く電波が拾えて、BS放送がきれいに映った。
- 例年参加している銀河探しゲームは、前年度に比べて探すスピードが上がって面白かった。
- 青空サイエンスカフェに参加した。幼稚園生くらいの小さな子供も積極的に話に加わっていて、演者と聴衆が対話できるサイエンスカフェの醍醐味を実感できた。
実際に、見て聞いて参加して、いろいろなことを学ぶことができたようです。
・三鷹・星と宇宙の日2018見学報告
・入笠山でゼミ合宿(2019年天文ゼミ合宿報告)