2018年8月29日水曜日

TKUサイエンスカフェ「静電気と放電」

 自然の構造ほか担当の榎です。遅くなりましたが、7月6日(金)に、学習センターにて開かれたTKUサイエンスカフェの報告です。今回の講師は、独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所三浦崇さんで、「静電気と放電」というタイトルでお話しされました。



 今回のサイエンスカフェでは、私たちにとって身近な現象である静電気による放電について、いろいろな例から、学ぶことができました。静電気の放電現象は、雷のような自然現象だけでなく、ダイヤモンドでガラスを切断したり、粘着テープをはがしたりする際にも起きるとのことです。この静電気による放電により、ガスや粉塵の大爆発などの災害が引き起こされることもあるため、静電気の放電現象の基礎研究は社会的にも重要なものとなっているとのことです。

 サイエンスカフェは、お菓子を食べ、お茶を飲みながら、最先端の科学研究を気楽に学ぶ場です。本学では、2011年度から、TKUサイエンスカフェと銘打ったサイエンスカフェを開催しています。

参考)これまでのTKUサイエンスカフェのレポート
 2013年度第1回「この夏、天の川銀河の超巨大ブラックホールに接近するガス雲の運命
 2013年度第2回「宇宙は何からできている?
 2014年度第1回「折り紙の数学
 2014年度第2回「ブラックホールの謎に迫る!
 2015年度第1回「コンテンツの生まれかたと受けとりかた
 2015年度第2回「豚インフルエンザについて
 2016年度第1回「ブラックホール、ビッグバン、そして次元 ~人に話したくなる宇宙のおはなし~
 2016年度第2回「コスモスを秋桜と書く理由、秋桜が春に咲く理由
 2017年度第1回「映像世界と身体感覚」 

 2017年度第2回「時間とは何だろう