朝9時過ぎ、役場の方とともに、民泊家庭に、男子学生三人を迎えに行きました。見送りに来てくれた受け入れのお母さんが「うちの子三人よろしくねー」と一言。私、ホームステイがうまくいったことを確信してにんまりした瞬間でした。
役場の会議室にて。 |
海風が心地よい東屋にて。 |
午後は、島の西側にある海水浴場大串海岸へ移動し、波音をバックに福島からのIターン女性Sさんのお話を聴きました。3.11後に福島から移住を決意するまでの葛藤、移住するまでの過程、移住してからの生活を語っていただきました。島での移住体験談にとどまらず、3.11後の様子を率直に語ってくださり、学生達は印象深かったようです。
最後に訪問したのは、島で有機農業を営むNさんの農園です。Nさんの農園は「バリアフリー農園」。島で柑橘類は斜面に作られることが多いのですが、Nさんは車いすの人も蜜柑狩りなどを楽しめる平らな農園を作っていらっしゃいます。なぜバリアフリー農園を作ったのか、有機栽培にこだわるのか、仕事で大事にしていることなどをたくさん語っていただきました。お話の後、トラックに乗って実際に農園を見て回りました。蜜柑、レモン、ネーブル、デコポンなど様々な木々の間をトラックはすり抜けていきます。まだ実は青いですが、農園にはちゃんと蜜柑の香りが漂っていて、みな感激でした。
農園の一角で。 |
農園内を移動。(私道です。) |
この大きなスイカがお庭で! |
二日目も長くなりましたが、三日目に続きます。
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