2017年12月20日水曜日

英語プレゼンテーションコンテスト2017

フランス語と倫理学担当の相澤伸依です。12/16(土)に、進一層ホールで英語プレゼンテーションコンテストが行われ、私も審査員として参加しました。総勢11組、のべ20人が参加したコンテストの様子を紹介します。

 このプレゼンテーションコンテストは、昨年まで行われていた英語スピーチコンテストを一新したもので、今年が初めての試みになります。個人でもグループでも参加可能。10分という制限時間内で、根拠を示しながらいかに説得力をもってメッセージを伝えられるかを競い合います。

発表内容は参加者に委ねられています。今回は、海外での体験から学んだことをつたえるもの、自分の試行錯誤の経験をふまえて英語学習のコツを伝えるもの、あるいは社会問題提起など、多岐にわたりました。
多くの聴衆が集まりました。

英語のプレゼンテーションのコンテストですので、審査は内容だけでなく、 英語の正確さや聴き取りやすさ、ビジュアル、身体の使い方などを、ピーター・ロス先生と私が総合して判断しました。どの参加者も、英語を訓練しているだけでなく、スライドでわかりやすくつたえる工夫をしていました。また、グループならではの凝った演出を試みた参加者もおり、あっというまの2時間でした。

表彰の様子。
全体を通して私が感じたのは、伝えたいメッセージを持つことはとても大事だという点です。「あなたは他人に何か伝えたいことがありますか?それは何ですか?」といきなり問われても、きっと多くの人がとまどうでしょう。今回の参加者たちは、それぞれが、聴衆に伝えたい、わかってほしいというメッセージを明確に持っていました。だからこそ、どのプレゼンテーションも、テクニックの競い合いにとどまらず、聴き手に訴えかけるものになっていたと思います。

こんなサンタの姿も...
コンテスト後は、参加者の表彰も兼ねて、国際交流チューター主催のクリスマスパーティが行われました。互いのがんばりをねぎらい合い、友好を深める機会となりました。

気の早い話ですが、英語プレゼンテーションコンテストは来年度も開催予定です。ぜひ日頃の英語学習の成果を試す機会として目標にしてほしいと思います。