英語アドバンストプログラムを担当する小田登志子です。2025年3月の春休みに英語アドバンストプログラムと小田ゼミの学生有志が日本のおはなしを英語に翻訳し、パキスタンの生徒に贈る活動をしたので紹介します。
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東経大生の写真とメッセージに見入るOLSSの生徒たち |
私は言語学の研究のためにパキスタン北部のミナワー村で「シナー語」という現地語の調査を行っています。調査に協力してくれる地元のセカンダリースクールOLSS(Outliers Secondary School Minawar)の生徒へのお礼として、東経大生が英語に翻訳した日本の子ども向けの本を持参しました。
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左:早春のミナワー村 右:支援者であるイギリス人のケリーさんからの寄付によって設立された学校の図書館「ケリー・ライブラリー」の前で記念撮影をするOLSSの生徒たち。東経大生が翻訳した本もこの図書館に並べられます。(写真提供:OLSS) |
この翻訳作業を行ったのは英語アドバンストプログラムに所属するヴォンさん、ミミさん、小田ゼミに所属する志村さん、森田さん、楊さんです。選んだ本は『おしいれのぼうけん』『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』『おばけのてんぷら』『かさじぞう』です。本の裏表紙に翻訳した学生の写真とメッセージを添えました。
英語アドバンストプログラムでは、これからも英語学習を通じた社会貢献の機会を学生に提供していきたいと考えています。
英語アドバンストプログラム